元    さ    ん    の    山    紀    行
人 形 山 (1,726m)
<富山県南砺市(平村、上平村、利賀村)、岐阜県白川村>
平成20年12月08日








 上梨の村上家横駐車場に午前6時20分集合としたが、私達以外は高速利用となった。放射冷却で寒く気温が低く、路面凍結の不安からゆっくり走らなければいけない。一寸早めに我が家を出発。(午前5時)

 いつもより、速度を落としての走行であるが、思った程時間が掛からない。南砺市(旧城端)大鋸屋から、五箇山トンネルに向かう長い上り坂で、いきなりズルッとなり先行き不安となる。

 しかし、長い五箇山トンネルを抜け、それこそ、長い下り坂に、一番の不安を抱えていたのであるが、意外と路面が乾いていて、あまり苦労せず走行する事が出来た。下梨から304号線を離れ、156号線に入ってからは、集合時間との勝負になり、何とか面目を保つ事が出来たのである。

 田向で「通行止」の標識があるかと、企画者として、ビクビクしてたものの難なく通過。四駆3台が、7名の好山病患者を、積雪25~30cmの登山口まで運んでくれた。(昨年同時期から比べれば雪量は少なかった。)



登山口積雪25~30cm 登山口に祠が出来ていた。 新しい蛇口も・・・ 順調な滑り出し・・


今日は、山頂に届くかも・・ 第一休憩所で・・ ちょっと小枝が煩い。 樹木の間から山頂を望む。


宮屋敷跡への急斜面で、逆光と地吹雪(モデル北ちゃん)


陽に照らされながら宮屋敷跡へ 展望が良く、北アの山々が望めた。


三ヶ辻山がだんだん大きくなって来る。 真っ青な空の元に・・・


橋ちゃん・まきちゃん・ねぎちゃんが続く 時折、吹き付ける地吹雪の中を・・・


三ヶ辻山との分岐から稜線に立つと、
南側の展望が広がる。
人形山への稜線 雪庇はまだ大きく発達していない。


人形山頂上で


ネコ君が稜線を降る。 山頂から大笠山・笈ヶ岳方面を望む。


風当たりの少ない斜面を利用した食事処に戻る。 二日後は、ねぎちゃんのバースデー


右側が乗鞍岳 御岳も望めた。 雲行きが怪しくなった頃、下山に掛かる。




今回の集合写真 (なんじゃこりゃ! いじめ??)







 ■■■コースタイム■■■
高岡5:00=上梨村上家6:20=登山口(6:55~7:15)=第一休憩所(8:15~20)=宮屋敷跡(9:45~55)待機場所(10:45~55)=三ヶ辻山との分岐11:10=人形山頂上(11:30~35)=待機場所(食事処11:55~13:15)=宮屋敷跡(13:50~55)=登山口(15:25~16:05)=高岡17:30

■■■同行者■■■
         北ちゃん・ねぎちゃん・橋ちゃん・マキちゃん・長勢君・山ノ神




「12/8コラム(山つれづれ・・・より)」

12/8 久々に気持ちの良い雪上を歩いた。小枝が邪魔するから、もうちょっと、雪量が欲しいところであったが、多ければラッセルが大変で、山頂が遠くなるし、長い林道歩きも強いられかねない。

 気温が低く、まともに風が当たる所では、「冬山」 を実感し、陽の当たる稜線では、この上もない「楽園」 擬きが味わえた。参加した「好山病・・」7名は、皆元気で、大きなザックを担いでいる。楽しみの食事の事もあるが、やはり非常事態の考慮もあるからである。