元   さ   ん   の   山   紀   行
負 釣 山 (959.3㍍)
<富山県  入善町、朝日町>
平成01年11月18日




久々の負釣山であったが、天候と時間の関係で、山頂は、またまた私一人。






今日は白馬からの帰りに・・ お天気は下り坂でしたが・・


 
標高の低い所では、まだ紅葉が残っていました。


何度も後方を振り返りながら・・・


喘ぎ喘ぎ登って来る「山ノ神」でしたが、他に目的があったのかもしれません。


落葉を踏みしめながら、紅葉を楽しみました。


679.5mに三角点があります。 5合目(後、1.3キロです。)


吹き飛ばされそうな凄い風でした。 大地山が見えて来ました。


黒部平野(扇状地)を見下ろします。 烈風?の中、6合目を通過です。


ロープに掴まりながら・・ 7合目に到着。


時間がないので、7合目から単独行になりました。


山頂の方位盤です。 黒部平野がだんだん霞んで行きます。


北アの一角をバックに・・ 三脚が倒れてしまいました。


7合目で、じっと待っててくれました。 雨に降られない内にと急ぎます。


ヒラタケを見付けました。 車に戻りコーヒーです。(小雨)







  元さんの戯言・呟きから

11/18 午前中は晴れるという予報だったから、無理すれば雨飾山に登れると思っていた。しかし、やっぱり宿を発つのが1時間以上遅れてしまった。あちらからこちらからと、24回も登っているし、昨日の雨や雪で、登山道が、ドロドロになっているのは必死であるから、無理する事はないだろうと思った。もっとも、午後5時まで帰宅しなければならないという制約があったからでもあるし、焦ってケガをしたら元も子もないからでもあった。

 いつもかも出掛けている私(達)は、なるべく下道(高速でなく)を使うようにしている。早朝は、そんなに変わらない時間で目的地に行けるのであるが、日中となると、ましてや、ラッシュに引っ掛かってしまうと、約束を果たせなくなってしまう可能性が高い。

 大鷲山か負釣山かと富山に戻ってからの山行箇所の選定に迷った。しかし、時間的に安全な方法として負釣山を選んだ。登山口をスタートしたのは、午前11時近くになってしまった。向かいの大谷山は紅葉が真っ盛りであったが、高度を上げるにつけ、落葉の上を歩くようになっていった。

 落葉の上を歩くのは快適なのであるが、もの凄い風が吹き荒れた。そして、暗雲が立ち込めて来る不安がついて回った。強風に「山ノ神」は怯んで何度も立ち止まった。「雨降る前に・・」であったが、ドンドン遅れていく。只、気温が高かったから悲壮感はなかった。その関係からか、対岸に聳える私の大好きな大地山や初雪山には雪がなかった。

 7合目までは、結構我慢したが、その先は私一人が山頂へ向かった。「山ノ神」一人を残してには、少々不安があったが、その分急いで歩いた。風が強いから、食事をする事も出来ないだろうと、荷は担いだまま出掛けた。往復30分も掛からなかったから、まだまだ元気だと勝手に思った。

 山頂で立てた三脚が風に倒された。カメラは大丈夫かと思ったが、そんな余裕はなかった。何せ急いで降りた。7合目からも、「雨に降られない内に・・」と言いながら歩いたが、「山ノ神」はキノコが気になるらしい。最後に雨に降られたが、ビシャビシャにはならなかった。車横で雨の中、コーヒーを沸かした。






  ★★★ コースタイム ★★★

 登山口駐車場(10:40~50)=7合目(12:25~30)=負釣山頂上(12:45~55)=七合目13:10=登山口駐車場14:10

   ■■■ 同行者 ■■■
      比佐恵