元   さ   ん   の   山   歩   き
負 釣 山 (959.3㍍)
<富山県 入善町>  平成17年08月02日




 富山で36℃という暑~い日であった。親戚の葬儀を終えた後、、何処でもいいから、お山のてっぺんに立ちたかった。「また牛岳~ェ。」 「中山は、昨日、馬場島へ行ったからパス。」などと相変わらずわがままな「山ノ神」の要望に答えて、行き先は僧ヶ岳か負釣山になったのであるが、時間的な事から、僧ヶ岳・駒ヶ岳を外して負釣山となった。

 オコ谷の登山口に着いて車から降りるだけで、汗がじと~っと出た。陽はカンカンと照りつけていた。「こんな日に来るなんて、可笑しいのかも・・・・」お互い顔を見合わせながら苦笑した。

 「ともかく歩こう!」 オコ谷の駐車場を出発したのが午後2時50分であった。登山口の標識から一合刻みで標識があり、それが目標物となり意外と登りやすい山である。登り始めると樹木の陰となり、涼しいかと思っていたが、高温・無風状態では、5分も経たないうちに、どっと汗が噴出してしまった。


登山口を出発! 1~2合目のブナ林 3合目で 3合目~4合目の間で

 なるべく汗を掻かないようにゆっくりを心掛けたが、登山シャツはびっしょり、汗を拭き取るタオルまでが、水分を含んで重たくなってしまうような状態であった。今日の登山道は殊の外整備されていた。後で分かった事だが、その整備は堀シェフの尽力があったらしい。(「7月は3回の草刈をやった。」と彼の証言もある。)

4合目に到着 5合目の標識 7合目付近の急登 山頂到着午後4時35分

 五合目に着いた頃から、大地・初雪山辺りが何だか暗くなって来たが、さほど気にせず頂上に向かった。ポツリポツリと雨が落ちにかかったが、大した事もなく、先日から撥水加工していたリックカバーに、弾き飛ばした水滴が丸くなった程度であった。
 コーヒーを飲もうとしたのだが、「水」を忘れて来てしまった。コンロ・ガス・コッヘル・コーヒーがあるのだが、ビールがあっても水がない。典型的な我が家のスタイルだった!





 ■■■ コースタイム ■■■
高岡12:50=オコ谷登山口(14:35~50)=五合目15:45=七合目(16:10~15)=負釣山頂上(16:35~17:20)=七合目17:35=五合目17:50=オコ谷登山口18:20=高岡

 ■■ 同行者 ■■
        比佐恵