元   さ   ん   の   山   紀    行
奥 大 日 岳(2,605.9m)
<富山県立山町・上市町>  平成30年07月15日~16日



今回は、雷鳥沢キャンプと決め込んで臨んだ。快適であった。








海の日の連休、真ん中の日。午前6時前に立山駅に 既に混雑が始まっていた。


切符売り場は長蛇の列。 切符が買えたのは午前7時5分。
ケーブルに乗れたのは、午前8時50分。


美女平駅で室堂行のバスを待つ。 それでも、乗ってしまえば、意外と早く室堂に着く。


快晴。”玉殿の名水” を飲んでスタート。 一日目に目指す 「奥大日岳」


みくりが池と、立山三山。 みくりが池山荘前を通過。


雷鳥沢にテントを張って奥大日岳へ向かって出発。 まだ残雪が多くある浄土川を渡る。


いつもお世話になっている魚津の神谷夫妻と出会う。
ご夫妻は、日程の都合があって、室堂からの奥大日岳日帰りだった。


チングルマと立山。 残雪と立山。


奥大日岳へのルートは、チングルマが花盛りであった。


室堂乗越辺りから剱岳を望む。次第にガスに覆わてしまった。


剱御前・別山方面を望む。 何度も、雄大な立山方面を振り返る。


室堂でお会いした群馬の斉木氏。二日目の途中までご一緒して頂いた。


コバイケイソウ なかなか上手く撮れない。


ひょうきんな斉木氏。 斉木氏は、楽しい方であった。


術後2週間で(正確には翌日)で、奥大日岳の頂きに立てた。


奥大日岳山頂を振り返る。(ガスが切れて来た!) だんだんと、ガスが掛かってきた。


久しぶりの立山界隈だったが、とても気分が良かった。「山の空気」は、妙薬に値する。


一日目は、何の問題もなく、予定通りの行動となった。


雷鳥沢のテン場は、数多くのテントが張られ賑やかであった。


若い人達と楽しい夕食(宴会)が出来た。 夕陽が傾きかけた。いい感じである。









  =元さんの戯言・呟きから=
7/15 午前6時頃の立山駅付近は、もう車がいっぱい。そして、ケーブルの始発が午前7時なのに、切符を求めるための凄い行列が続いていた。こんな時の一人というのはちょっと寂しい。そんな時に、「元さん」と声を掛けてくださった方があった。富山では知られているイケさん(池原氏)である。忙しそうにしておられる中の事だけに、恐縮であった。(おまじないをしてもらった。感謝!)

 私のチケットは、午前7時2分に購入し、ケーブルの乗車は、午前8時50分であった。こんな時のスマホなのかもしれないが、充電ミスなのか、残量75%だもんで、じっと我慢し、只管時間の経つのを待った。それでも、室堂には、午前9時50分に着くのなんだから、便利になったものだ。

 室堂の名水を飲んで歩き始めて5分もしない内に、「雷鳥沢はこちらでいいんですか?」 と、尋ねられた群馬の斉木氏と一緒になる。よく喋られる方で、私が喋る事がなかった。雷鳥沢で、お互いテントを張り、受付で届けを出すのも一緒。「何処へ行くんですか?」 とまたまた尋ねられ、奥大日岳も一緒する事になった。

 魚津の神谷夫妻と出会った。日程が合わず、今回は室堂からの奥大日岳の日帰りなってしまったと言っておられた。テント泊をしたかったと言っておられたが、何処へでも出掛けておられるご夫妻だけに、そんな事はないだろう。一方、斉木氏であるが、「いいね!いいね!」の連発である。しまいには、「ヤッホー」の連発である。これまた、よく届く声なのである。

 お花も良い。そして、稜線に出れば、剱岳が見えるのであるから、それはそれは良い。しかし、室堂乗越を過ぎてから、次第にガスに覆われだし、何も見えなくなってしまった。奥大日岳の山頂では、称名川から登って来たという若者達と出会った。とても頼もしく思えたのである。彼らも、雷鳥沢でテントを張ると言っておられた。

 稜線を境に、剱岳側は何にも見えないのであるが、立山側は、何の問題なく見えるのである。夏は、上昇気流が上がって来て、午後になると、特に剱岳は顔を隠してしまう事が多い。休憩時間を入れても、奥大日岳への往復は4時間くらいであった。

 テン場に戻って、食事を始めるのであるが、テント前のテーブルには、神奈川と大阪の3人の女性が食事を始めていた。結構食材も多かったし、ワインを嗜んでおられた。私は、ギョウザを焼き始めると、いっぺんに視線がフライパンに注がれたのである。相変わらず、斉木氏が、その中に割って入り込んでいく。私は、前のテントの男性を招き入れた。

 7人のパーティーとなったが、名古屋の男性(30代)先の女性(30~40代)皆独身であった。その中に、ジジイが一人なのだが、食材を持っているからなのだろうか、結構相手をしてもらった。言うに及ばず、その夜は満天の星空であった。テントの中は、ちょっと寒かった。大丈夫だろうと、高を括っていたが、シュラフカバーを付けると、いっぺんに暖かくなった。でも、何故か眠れなかった。いろんな事が脳裏を掠め、アレヤコレヤと思っていたからに違いない。





 ■■■ コースタイム ■■■
 立山駅(6:00~8:50)=室堂(9:50~10:10)=雷鳥沢(10:50~11:50)=室堂乗越(12:30~35)=奥大日岳(13:50~14:20)=雷鳥沢16:40  

 ■■■ 同行者 ■■■
        群馬の斉木氏