元  ち  ゃ  ん  の  山  紀  行
大 倉 山 (1,433㍍)
<富山県 魚津市 上市町> 平成16年04月06日





大倉山頂から剱岳を仰ぐ 大倉山の広い山頂で午後4時過ぎ




 昨日の「大明神山行」は、ちょっぴりハードだったので目覚めが悪かった。でも、休日は山に出掛けないなんて考えられず、とにかく車に乗ってしまった。  前日同じ大倉山に登られた俵さんの情報では、桑首林道は5分も行かないうちに、立木で車をデボしてしまったようであった。
 我々は午前10時過ぎに林道に入り込んだのであるが、ブルで除雪方々林道の整備が行われたところであった。しばらくその整備を待ち、ブルが休息した時に通過させてもらい、蓬沢・坪野線と交差する所まで車を進め、その地点から10分程雪上を歩き登山口に到達した。

高度を上げる度に剱岳が大きく見えて来る 大日連山も大きく浮かび上がる 1300m付近を登高中

 登山口の達する林道や駐車スペースは雪に覆われていたが、登り始めは雪はなく、イワウチワやイワカガミが咲き始めていた。721Mの標柱があるチョット手前の所から雪が現れたが、一面の雪になったのは780Mを超えた頃からであった。1000Mを超えると展望がよくなり大倉山の山容が現れる。樹木の間から剱岳を眺めながら、1080M付近で休息する。
前日俵さんが断念された1320M付近で、しばらく腰を降ろし見飽きる事のない剱岳を再び眺める。 


剱岳をバックに 毛勝の山々をバックに

 広い山頂にある三角点(地点)をGPSで確認してから、 毛勝の山々や剱岳が大きく近くに見える所で遅い昼食をする事にした。同じような写真を何枚も撮り、煮込みうどんを作くれば、あーっという間に時間が過ぎてしまう。午後3時山頂着で、早々に退散を促すが、“山に来てビールを飲まないでどうする。”と居直りかける「山ノ神」に、“まーいいか!” となってしまう。
 そうなると、昨日「北ちゃん」と登った大明神山が眼前にあるのだから説明しなければならなくなる。


下山開始 痩せた尾根を行く

 心行くまで山々を眺めながら、気に入った所ではカメラを構え、暗くならないうちに降りれば良いの気持ちで下った。登り始めが午前11時で、山頂着が午後3時など、あまり自慢にならない山行であったが、二日続きの山行としては申し分ないものであった。





 ■■■ コースタイム ■■■
高岡9:10=桑首林道10:15=車デボ地点(10:40~11:00)=登山口11:00=721mの標識(11:35~40)=1053m(13:00~15)=1321m(14:10~20)=大倉山頂上(15:00~50)=1053m(16:40~50)=登山口17:30=車デボ地点17:40=高岡

 ■■■同行者■■■
      比佐恵