元   さ   ん   の   山  紀  行
大 倉 山(1,443m)
<富山県上市町・魚津市> 平成22年04月06日







誰一人いない大倉山頂で・・・




 

桑首林道入口に車デボ。 桑首林道の雪の状態。 登山口には、まだ沢山の残雪が・・



登山口にショウジョバカマが咲いていた。


1,050㍍付近で、大倉山頂をバックに・・ 1,130㍍付近から北西方面の谷筋に向かってトレースが続
いていた。(一昨日の遭難場所ではないかと思ったが・・・)





 遅い出発になれば、ラッシュに掛かる。昨日も朝が早かった。夜も遅かった。瞬間睡魔が襲って来る。「こりゃ行かん。」 と何度か車を止める。桑首林道入口を発ったのは、午前9時を過ぎていた。

 昨日の話では、「大倉山で、土曜日に遭難した人は、雪庇を踏み抜いた。100㍍以上滑落して滝壺に落ちた。」 と聞いていたので、(家に帰って新聞を見たら、「視界が悪く道に迷った。」 とあった。) その場所とは何処であろうかと、キョロキョロして歩いたが、本当は昨日の疲れがあって、ゆっくり歩いたというのが本当のところかもしれない。

 しかし、稜線に出ても、それらしき所は全くなかった。カクレ山、また土倉山方面に行っての事故なのかと思う程、踏み抜きや滑落跡はなかった。(いつも雪庇になる所は、細尾根に違いないが、現在は雪庇という程の事はない。)

 「可笑しいかな。」 と思った所を、あえて言うなら、稜線上の1,127㍍地点から、北西側の谷に向かってトレースがあった。もう一つ、1,164㍍から南側に、20~30㍍の滑落跡があったくらいで、後は何もそれらしきものはなかった。(記録はいずれもGPSとカシミールを利用した記録) だから、きっと違うであろう。

 広い山頂で、昨日の花見の弁当を食べ、コーヒーを沸かして飲み、早々に引き返した。登山口から稜線までの半分は、雪解けが進み歩きにくく、スノーシューを外してしまった。林道に出てから、今日もフキノトウ採りに没頭。






 ☆☆☆ コースタイム ☆☆☆
 高岡7:00=桑首林道入口(8:45~9:00)=登山口(9:45~10:00)=721.5㍍の標柱10:30=1,054㍍(11:40~45)=大倉山頂上(13:20~14:10)=登山口15:55~~フキノトウ採り~~車デボ地点(17:20~10)

   ■■■ 単独行 ■■■