元   さ   ん   の   山  紀  行
大 倉 山(1,443m)
<富山県上市町・魚津市> 平成25年04月29日







一度はと思っていた金沢の中野女史と、偶然にもお会い出来たのである。





GWになると、稜線までの残雪は少ない。 ここから、標高差にして、400m近く登らなければ・


1,000mの稜線に出れば富山湾が望める。 今日は、壺足でも大丈夫!


標高1、200mの標識超え・・・ 剱岳が見え隠れする。


剱岳をバックに戯ける「山ノ神」 怪しげな雲の動きが気になっていたが・・・


いつもなら、戦々恐々とする細尾根の核心部。
しかし、今日は何の問題もなく通過。
最後の登り。その上に、もうちょっと、
登らなければならない所があるが・・・


なだらかで広い山頂であるが、剱岳や、
毛勝の山々に出来るだけ近い所まで行く。
怪しげな雲は、いつもと違って、
時間の経過と共になくなって行った。


猫又谷をバックに・・・ 逆光になってしまったが、金沢HCの皆さんと・・


偶然には偶然が重なるもので、「はるちゃん」と「俵先輩」がやって来たのである。
その「はるちゃん」と「俵先輩」も、登山口で一緒になったとか・・・



大倉山から眺める剱岳は、私のお気に入りの一つである。






   元さんの戯言・呟き

4/29 元ちゃん(元さん)と声を掛けてもらった。兼ねてから、何時かはお会い出来ると思っていた金沢の中野女史からである。友人・知人から、同女史は健脚だと聞き及んでいたから、どんな凄い方かと思っていたが、お会いしてみると、スラッとした品のあるご婦人であった。

 私のHPを介しての知人であったが、賀状でのお付き合いで、お互い「その内いつかは何処かでお会い出来る。」 の思いが通じたのか、好天に恵まれた大倉山で叶ったのであった。同女史の仕草・雰囲気は、機敏でとても同世代だとは思えなかった。今度は、いつお会い出来るか分からないが、「ず~っと元気で、山と向き合っていて下さい。」 とエールを送りたい。



4/30 桑首林道入口に通行止めの看板が立ててあったが、通っても良さそうになっていたので、林道を進めば、整備された直後のような感じで、林道交差点まで何の問題もなく入れた。猛者なら、登山口までも入れたかもしれない。

 登山道も1000m超の稜線まで殆ど雪がなく、虎ロープもしっかり施されていた。流石に稜線に出れば、ビッシリ雪が付いていたが、暖かい日が続けば、見る見る内に溶け出す事だろう。

 ラッセルが伴う事もなく、車が入る事もあり、少々身体が病んでいても、足さえ前に出しておれば、猛者達に比べても、そんなに遜色はないと思える。実際、タイムを参考までに聞いても、1時間とか2時間などのような大きな差はないのである。

 身体に合わせて、或いは、好きな角度からファインダーを覗いたりして楽しむには、この度の大倉山山行は、誠に打って付けの日和となった。友人・知人との遭遇が談笑となり、それはそれは気分の良い山行となった。

 普通は、午後に掛けて、剱岳にガスが掛かったり、ぼんやりとしてくるものなのであるが、今回ばかりは、時間が経過する毎に、空が青くなり、剱岳を始めとする北アの雄峰は、より一層際立って見えたのである。

 唯、あまりにも話に熱中し、箸がおろそかになり、食事をしたのかしなかったのか分からないようになるのは、毎度の事であるが困ったものである。車に戻る頃は、いつもお腹が鳴るのである。




 ☆☆☆ コースタイム ☆☆☆
  

   ■■■ 同行者 ■■■

              比佐恵   下山時は、はるちゃん・俵先輩