大猫山頂から剱岳を望む |
前夜に「宮ちゃん」から、「明日が何処へ?」の電話があった。 台風も逸れそうだし、「もしかしたら、好天!」 を期待して大猫山とした。 ところが、大猫山が苦手な「山ノ神」は、渋々了解をしたハズであったが、 いつの間にか、テンションが下がり、不参加になってしまった。 橋ちゃんと3人で準備をしていると、思わぬ人から声が掛かった。 ネコさんのHPに、時々登場する奥氏であった。彼は、猫又山か赤谷山を、 予定していたらしいが、強引に我々のパーティーに誘い込んでしまった。 |
標高1500mで休憩 | 標高1500mから一枚岩を下る | 大猫山は登るのみ |
体調は、充分とは言えなかったが、皆が健脚で、後から追い立てられるような 気がして、一生懸命歩かなければいけない。登りは何とか、持ちこたえられるの であるが、 いざ下りとなると、些か不安が生じる・・・・・・ 1500mのピークで、宮ちゃんから、「果物の支給?有り。」 この頃から、 ちょっぴり、遠慮がちの奥氏も、皆の会話に入ってもらった。 |
大猫平を行く | 大猫平を見下ろす | 山頂から猫又山方面へ |
橋ちゃんも奥氏も、大猫山は初めてだという。思わず、何と幸運な人達だろう と思ってしまった。私などは、何度来ても、また晴れの予報の時にしても、 なかなか剱岳を拝む事が出来ないのに・・・・・ 運の良い人・悪い人、世の中にはあるのだなぁ~。 |
所用のため先行していた「北ちゃん」と一緒に(大猫山頂で) |
母の看護・介護のため、今までのように、一日中、山に時間を費やす事が出来なく なった「北ちゃん」は、我々より、早く出発し、既に山頂に立っていた。 その所要時間は、満身の力を込めて登ったのであろうか、何と2時間台であった と言う。それにしても、アッパレ! そして、我々と記念写真を撮って、颯爽と下って行った。 「また、何時か一緒に登りたい。」 と思うのは、私だけではあるまい。 |
地塘越しに剱岳 | 釜谷・猫又山を眺められる草原で・・ | 大猫山頂付近を見下ろす |
大猫山頂から猫又山に向かって、登山道が整備されようとしている。(現在途中!) 登山口から、山頂までの急登を思えば、その稜線上の登山道は、まるで遊歩道である。 その行為に対して、賛否いろいろであるが、本当にご苦労様ですと申し上げたい。 しかし、ブナクラ修復グループの方々も、中高年の方々が殆どで、彼らが整備出来ない ようになれば、いずれまた荒れてしまう懸念もあり、あちらもこちらもと手を延ばしても、 ダメではないかという仲間内論議もあると聞く。 それにしても、猫又山に近付くに連れて、剱岳の形も変わり、大窓などが隠れようとす るし、赤谷山などは、その存在感も消えてしまいそうになる。 でも、剱岳はより間近に見え、圧巻である。 しかし、早月尾根が真ん中から、ず~っと、ずれるのが気に食わぬなどという方もある。 剱岳は、何処に行っても、話題になるほど、何時も主役である。 |
猫又山への登山道を整備中の最終地点付近で |