元   さ   ん   の  山  紀  行
大 猫 山 (2,070m)
<富山県魚津市、上市町>平成27年08月10日








藤井氏とは、5年前の白山登山で一緒してから2回目となる。







ゲートから登山口まで、30分の林道歩きを伴う。 いきなり急登の始まりである。


始めの内は、山々を眺められたのだが・・ 時折、ロープを頼りにしなければ・・


登り一辺倒の山である。 1500mポイントで休憩。


1500mポイント下の一枚岩を通過。 別称 「大根っこ山」と呼んでいる。


まるで、アスレチックのようである。 まだ剱岳が見えた。でも、此処までだった!


大猫平に入る。 イワイチョウ


大猫平で大休憩。
藤井氏が、いっぺんに元気を取り戻された。
大きな地塘横を通過。ガスが掛かって
分かり難いが、藤井氏の歩きが軽やかである。


時には、刈ってない登山道もある。 大猫平を見下ろす。


大猫平を見下ろすのに、ちょっと休憩。 ハクサンコザクラの名残。


チングルマ 大猫山頂上で・・・


大猫平には、ニッコウキスゲが、まだ残っていた。







  元さんの戯言・呟きから

8/10 母様の介護の為に月に一度、と言っても一週間くらい東京から出向かれるM・FUJII氏を、チョッピリ尊敬している。同氏は、母校の5級先輩であるし、今でも、スキーや山登りを続けておられるのであるから、我らの仲間である池田氏と共に、私としては目標としている御仁である。

 そんなM・FUJII氏を「大猫山」に誘った。時間的制約のある私であるが、今回の件で、「山ノ神」も娘も協力を惜しまなかった。同氏とは、5年前、平瀬道からの「白山」に出掛けた事がある。その後、お互いに5年の歳月を費やしたのであるが、口では、控えめであるが、まだまだのつもりであったハズ。

 思ったより少なめとは言え、オロロの襲来、そして、例の如く急登、そして、連日の暑さに、参らないではないが、そこは、経験則の働きや、そこへ行きたかった願望が有利に働き、私にしてみれば、そんなに酷いものではなかった。でも、予想外の草ボーボーには、些か愚痴が出るのであるが、自分が鋏や鎌で刈ればいいだけの事。それをしないで愚痴る事など出来ない。

 「こんな酷い登りは、最近経験がない。」 と言っておられたM・fujii氏のペースが、なかなか上がらなかったが、大猫平での大休憩が奏功したのか元気を取り戻された。暑さだけでなく、シャリばてだったのかもしれない。展望の効かない山頂への招聘は、私だけの欲望だったのかもしれないが、達成感というのであろうか、後日のための拘りだったのかもしれない。

 へとへとになろうが、汗がタラタラ流れようが、何もかもが勲章や宝石のように感じるのは私だけなのだろうか? どちらにせよ、二人の共通の想い出が一つ増えたには違いない。






   □□□□ コースタイム □□□□
  高岡5:00=白萩川ゲート(6:20~30)=登山口7:00=1500mP(9:00~05)=大猫平(10:35~11:25)=大猫山頂上(12:25~35)=その先の食事処(12:45~13:20)=大猫平14:10=登山口16:40=ゲート17:00   

   ■■■■ 同行者 ■■■■
            藤井氏