元   さ   ん   の   山   紀   行
大 双 嶺 山 (717㍍)
<富山県富山市(旧大山町)> 平成25年01月08日






大清水の神社まで入れなかった。 大斜面横から取り付いた。


~ 急登の連続で、「山ノ神」 の嫌気が感じられた。 ~


~ そして、ヤブでは、爆発しそうであった。 ~


山頂でも機嫌が悪かった。 質素な昼食である。 午後1時35分下山開始


「山ノ神」は、降りもビビっていた。






  元さんの戯言・呟き
1/8 雨雪予報の中、簡単な山行を描いていた。尖山・千石城山・来拝山に大双嶺山を加えた。「何処でも良い。」 との「山ノ神」の発言から、まだ3回しか行っていない大双嶺山を選んだ。旧大山町小坂からのスタートが午前10時頃となった。

 2時間もあれば山頂に届くと高を括っていたが、山中は思った程の積雪がなく、枝木に行く手を阻まれた。杉林からのルートを選べば良かったものを、一つ山側を辿った分だけ偉い目にあった。ヤブ好きの方々からみれば、大したヤブでもなかろうが、嫌いと思えば、足下が固まらずそれは難儀である。

 「山ノ神」の顔を見るのが辛かった。怒った顔から泣き顔に変わろうとしていたからである。その顔を見ないように、「もうすぐだよ!」 と当初想定していた尾根筋を指さし激励するしかなかった。

 そのルートに乗っかると、前日のものか、前々日のものか分からないが、トレースがあった。そのトレースの主も、ルート選定に苦慮していた後が伺えた。しかし、高度を上げれば、少しは煩い枝木から軽減されていった。

 「まだけ!」 と、何度も「山ノ神」から問い掛けられた。そして、何度も何度も遅れて来る「山ノ神」を待った。二子山や小佐波御前山、薄波山など以外、地図を広げなければ分からない山ばかりが鎮座しているだけで、それも木々の間からだけであるから、尚更元気が出なかったのかもしれない。

 最後は、遅れて来る「山ノ神」を待たず、先に行って穴を掘り、ベンチ・テーブルを造りお湯を沸かす事にした。お腹が空いていた事もあるが、復路の時間や雨の心配もあったからである。

 食事は昨日とほぼ同じで、冷凍のラーメンとコーヒーだけ、あっそうそう、息子がお土産にと、持って来てくれた小さなチーズケーキがあったか。「山ノ神」は、言わずと承知の100円の点滴が1本。そう長居はせず下山に掛かったが、なるべく枝木を避けて歩けば、それ程苦にならなかった。もちろん、登って来たルートには降らずである。



  ■■■ コースタイム ■■■


  □□□ 同行者 □□□
             比佐恵