元    さ    ん    の    山    紀    行
大地 (1,167m) 初雪山 (1,610m)
<富山県 朝日町>  平成21年03月9日










a.m.10:22 初雪山に向かって出発! a.m.10:24 雪庇を気にしながら・・ a.m.10:43 1,184㍍を行く。


a.m.11:02
1,223㍍のピークで先を見下ろす。
a.m.11:05
1,223㍍のピークを慎重に降り始める。
a.m.11:10  ホッと一息だが、
その先にも雪庇が張り出している。


1,223㍍のピークで・・・


a.m.11:33 1,246㍍ a.m.11:36 1,249㍍ p.m.0:12 1,395㍍


p.m.0:47 1,549㍍
あと残すところ標高値で70㍍の地点で・・・


p.m.0:51   山頂のアンテナが見えています。 p.m.1:02   もう一息と言うけれど・・・


初雪山頂にあるアンテナ 北陸電力・初雪山援助局とある。


僅かな時間しか山頂におれなかったが・・・それでも達成感!


p.m.1:25
絶景を楽しみながら、山頂をスタート。
p.m.1:32
大自然の中にいる実感・・・・
p.m.1:34
登るのは辛かったが、降りるのは・・・


白金ノ頭への稜線と剱岳と毛勝の山々


p.m.1:38  1,524㍍
気持ちよく一気に降りる。
p.m.1:42  1,470㍍
大地への長い稜線が続いている。
p.m.1:47  1,442㍍
まだ山頂のアンテナが見える。


p.m.1:52  1,390㍍
唯々、大地に向かって・・・
p.m.1:53  1,383㍍
p.m.1:59  1,315㍍
雪の造形もある穏やかな斜面。


p.m.2:03  1,320㍍
もっとゆっくり歩きたい程気持ちが良い。
p.m.2:05  1,305㍍
大地着の時間を気にしながら・・・
p.m.2:38  1,250㍍
前方の雪庇を見ながら片斜面を行く。


p.m.2:41 張り出した雪庇を少し降りながら・・・ p.m.2:44 1,211㍍ これから厄介な所を通過・・・


p.m.2:48  1,223㍍のピークに向かって・・ p.m.2:51  1,223㍍のピークに戻る





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3/10 昨日の初雪山行を振り返ると、ちょっと無茶だったかなと思ったりもする。非常時に対応する装備は怠らなかったが、それだけの体力を備えていたかという事になる。

 よくあるように、「せっかく来たのだから・・ の無理はなかった。」 かはウソになるし、「もう一緒に来る事は、余程の事がない限りないであろう。」 が、脳裏を過ぎった事は間違いない。「大きくお天気が崩れる事はないであろう。」 とか「暗くなっても帰還出来る自信があった。」 から、慌てさせず体力の消耗を、なるべく少なくするようにした。

 つまずいたり、滑ったりするケガだけが心配であった。普通の方で、条件さえ整っておれば、差ほど難しいコースでもないが、歳を重ねるに連れ、1回1回が勝負のようなもに感じる。「自分が行けても・・・」 である。

 大した技量のない自分であっても、それよりも力のない者と行く時は、あらゆる事を想定しなければなるまい。「歩けなくなる。」 「滑落する事もある。」 など・・・ 当然装備も過剰になる。より重くなる。相手方を速く歩かせたければ、自分が担う事になる。

 「簡単だよ!」 「あんたも行けるよ!」 は、どれだけ自己責任と言えども、その責任とは別に、ある程度のリスクを負わなければいけなくなる。私の場合、夫婦と言えども、同行者はゲストである。

 使うか使わないピッケルを2本を担ぎ、アイゼンも片隅に忍ばせた。ヘッドランプ使用の事まで考えなければならない。もちろんビバークの装備もである。「万が一」 のためにである。「何で、そんなに・・」 それは、自分が可愛いからである。この先、そんなに多くは登れない。でも、出来れば、ずっと登り続けたい。何かが、起こってはいけないし、自分への訓練(修行)のようなものである。




  ■■■ コースタイム ■■■
高岡4:50=夢創塾(6:10~30)=赤松(7:10~20)=638m7:40=鍋倉山(8:25~35)=990m付近9:15=大地山頂10:05=大地直下(10:10~15)=1223mのピーク付近11:00=1293m付近11:45=初雪山頂上(13:00~20)=1223mのピーク付近14:55=大地山頂(15:30~16:10)=鍋倉山(17:05~10)=638m(17:40~45)=赤松18:00=夢創塾(18:30~50)=高岡20:30     

  ■■ 同行者 ■■
             比佐恵