元    さ    ん    の    山    紀    行
大地 (1,167m) 初雪山 (1,610m)
<富山県 朝日町>  平成25年03月11日








10:05   ~ 大地から、初雪山に向かって・・・ ~


10:07 大地山頂から、一気に駈け降りる。 10:12 雰囲気の良い樹氷の中を抜ける。


初雪山は遠いが、ワクワクした気持で対峙していた。


10:15 左手に雪庇をみながら・・・ どちらを見ても、ずっと山並みは澄んでいた。


10:21~25   ~ 初雪山の美しさに翻弄されて、疲れを感じさせなかった。 ~


降雪があって、後に晴れ上がった初雪山は実に美しい。


10:42 意気揚々。ペースも予定通りである。 10:48  いよいよ核心部に突入。しかし、今回は、
雪の状態が良く何の問題もなかった。


お気に入りの撮影ポイント。


10:53 大きな雪庇を避けて・・・ 11:34 大地から、1時間半程経過。疲れて来る頃。


11:36 写真撮り追われる周さんも元気いっぱい。 11:38  初雪山頂は、まだ遠い。


11:56  樹氷が美しかった。


12:24   広くて長い稜線を行く。
白金ノ頭との分岐はこの奥にある。
12:24 後方は、1,223mのピークから
大地山頂に繋がる稜線。


12:38~43  初雪山頂をバックに・・・ 朝日岳をバックに・・・


大地方面をバックに・・・ シャッターを切ってもらった滝本氏と共に・・


初雪山頂のポール。


好天・絶景・環境など、何もかもに恵まれて、初雪山の頂きを踏めた事に喜びを得る。


固い雪面を掘り起こし、食事処を造る。 風は強かったが、初雪山を直に体感したかった。


ず~っと、剱岳や、その北方稜線が眺められた。 白金ノ頭に続く稜線。


14:27  初雪山に別れを告げ下山開始。 14:33 山頂から白金ノ頭との分岐への登り返し。


14:55 イマイチ女史 不運にも、スノーシューごと、
腰まで深みに嵌ってしまった。


15:00 下山開始から約30分。1,350m付近。 15:37 1,223mのピークを目指す。


15:38 1,223m手前の雪庇とクレパス。 15:42 1,223m(三等三角点=萩ノ谷)付近を行く。


16:45 大地から降り始めて・・ 17:30 鍋倉三角点から、海に落ちる夕陽を眺める。





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  元さんの戯言・呟きから

3/11 イマイチ女史は、15年前大平川を遡り、寝入谷と川黒谷の間の尾根を詰め、大斜面を横切って山頂に一緒して以来、大地からは初めてとか、周さんは、持ち前の脚力にものを言わせ、「何処へでも・・」 との意欲旺盛、そして、私は3年ぶりの初雪山。

 今日がダメなら、来週(3/18)に予備日まで準備するほど、皆が燃えていた。どちらかと言うと、「山ノ神」だけが、ロングコースに懸念を持っていたかもしれない。でも、スタート地点に立つと、誰もが、ちらつく雪模様に、何の懸念もなく夢創塾からの急登に臨んで行った。

 誰が喋りすぎか分からない程に、歩きながらのお喋りであるから、やっぱり余裕? があるのだろうか・・・・ 行程表を覗く度に、ムードに水を差したか分からないが、出来れば日の暮れぬ内に、車へ戻りたいという気持からであるのは、皆同じであるハズ。

 楽しく美しい初雪山を見て、そして、その稜線を気持ち良く歩くのが、今日の目的でもあった。大地山頂に届くまでは、お天気予報は、山とは別ものとの雰囲気が漂っていた。しかしである。ひょこっと現れた入善の滝本氏。その時と同じにして、初雪山劇場が切って落とされたように、ガスがサッと晴れたのであるから不思議であった。

 その滝本氏に同行を願ったのであるが、同氏はとんでもない脚力の持ち主で、我々を気遣っての歩きかと思われたが、あまりにも差が有り過ぎドンドンと進んで行かれた。まるでカモシカのようにである。

 我々は、絶景と言っては立ち止まり、「あの山は何という山?」 と言っては、肩を並べていた事もあり、それも仕方がなかった。早々に下山されようとしていた同氏に、あれやこれやと、シャッター切りの注文をしても、容易に引き受けてもらえて好印象。またの再会を約してお別れをした。

 大地から初雪山まで3時間を要して登って来たのであるから、ターンをして、下山に掛からなければいけなかったのであるが、「風があり低温の初雪山頂での食事をする事にも意義がある。」 などと講釈をたれてしまい長居する事になったしまった。

 しかし、意外や「初雪山から大地に向かっての歩きは早かった。」 のであるが、大きな落とし穴に嵌った美女の救出に結構手間取ってしまったが、これも、後々語る機会があれば、初雪山行の大きな想い出となる事受け合いである。

 大地発が午後4時40分遅い出発である。その分、真っ赤に染まった白い山を眺めながら、また真ん丸な夕日に向かいながら、それなりに急いだのであるが、最後はヘッデンのお世話になってしまった。覚悟の上とは言え、またまた、いけない事をやってしまった感じである。でも、参加したメンバーには、心に残る山行であった確信している。



3/12 昨日の大地・初雪山の余韻を楽しんでいる。初雪山へは、私として、お天気・家庭の状況・休日・気力体力などが揃わなければ、なかなか行く事が出来ない。ましてや、きれいな初雪山となると尚更である。

 その初雪山を眺められる大地には、ようやく30回のなった。私なりに拘りがあり、1~3月となると、そうそう行けないのである。目標50回というのは、多く行きたいという表現であって、何が何でもではない。

 唯、目標と言うのは、人生の張り合いになる事だけは間違いないと思える。その為には元気でいなければとなる。欲張りな私は、未だ多くの行きたい山がある。家庭に理解を得ながら、元気でなければならない。そして、ムードを高めてくれる仲間、一緒してくれる仲間も重要である。






  ■■■ コースタイム ■■■

 夢創塾(6:00~10)=赤松(7:05~10)=638m7:35=鍋倉三角点8:20=大地頂上(9:55~10:05)=1,223m10:45=白金の 頭との分岐(12:30~45)=初雪山頂上(13:00~14:20)=1,223m(15:45~55)=大地頂上(16:35~40)=鍋倉三角点17:30=638m(17:45~50)=赤松(18:05~10)=夢創塾(18:45~19:00)    

  ■■ 同行者 ■■
             周さん・イマイチ女史・「山ノ神」