元    さ    ん    の    山    紀    行
大地 (1,167m) 初雪山 (1,610m)
<富山県 朝日町>  平成31年03月17日~18日








夢創塾からの急登を凌ぐ。今回は、濡れていなかったので滑る事はなかった。


赤松に来てようやく雪が出て来た。 638m付近の周さん。


夏道に沿っての登高。 兵庫からやって来た典ちゃん頑張る。


鍋倉三角点で富山湾を眺める。 アップダウンに耐えで・・・


もう少し、もう少しと、励まされて! 以前お会いした事のある下司女史と遭遇す。


重荷が肩に食い込んで来る辛いところである。 風が強くなってきた。


初雪山は、どんより。しかし、明日は、きっと晴れると信じて・・・


今回は、完璧な「居酒屋おおち」 が出来た。入口もタープで塞いだ!


設営中、雪が降り出した。寒い夜になりそうだ。


まずは乾杯! すぐに屋根に雪が溜まった。


最高の気分? テントの周りに雪が積もり始めた。


何のポーズ? 嬉しくてなのかしら? 「居酒屋おおち」が雪に覆われている。


「居酒屋 おおち」の雰囲気はいい。唯、飲み過ぎに気を付けて・・・




外は、シンシンと降っていた。本当に明日は大丈夫なんだろうかと思ってしまった。









  元さんの戯言・呟きから

3/17 周さんと兵庫からやって来た周さんの友人の3人パティーとなった。夢創塾から638mの標高点まで殆ど雪がなかった。皆20キロ以上を担いでいる。そして、雪のない所では、スノーシューも担がなければならない。でも、あの急登を凌いで来たのであるから、雪上を歩くとなれば、水を得た魚のように・・・・である。(笑)

 やはり大地。後はべったりと雪がある。鍋倉三角点からは、初雪山が薄ぼんやり。「雨の予報は何処まで・・」 と思いながら歩くが、900mを超した辺りから小雪が舞い始めた。

 スノーシューを履き始めた頃に、一人の女性が、愛想よく私達を抜いていかれた。 その女性が、山頂を踏んで戻って来られたのと、またまた遭遇。「展望はなかった。」 との話から、4年前の正月、北ちゃんと岩城君で城ヶ平山に登った。(実際は、途中で遭遇) その山頂から、彼らの得意な道なき道(ヤブ)を一緒してくださった下司女史であった。

 大地山頂まで6時間を要した。でも、それは想定内であった。、雪量は想定より多かった。それは、「居酒屋おおち」を造るには最適。背丈以上に掘り下げた。しかし、デボ食品を取り出すのに手間取った。疲れ切った身体にテン場の整地は辛かった。

 「居酒屋おおち」は、今までないほど快適だった。雪が吹き荒れても隙間風なく暖かかった。このところの積雪に、また新たな雪が積もった感じである。飲むほどに、「本当に明日は晴れるのだろうか?」 と心配と、日頃聞いたことのない事が話題になる。(ありゃりゃ)

 寝床に入るが寒い。マットを二枚敷いたが、外張りがない。ましてや一人である。テントに着いた雪が落ちて、周り中雪だらけ! 諍いするが、今日は36℃の暖房器がいない。一睡も出来なかったようなもの。でも、日頃から、「一晩や二晩寝られなくとも死にやしない。」 と言っていただけに、それを耐え忍ぶしか無かった。未明に、そっとテントを開くと、星が出ていた。初雪山の暗いながらも、シルエットが浮かび上がっていた。風も収まったかのようだった。



次ページへ





  ■■■ コースタイム ■■■

 一日目
 夢創塾(6:10~20)=赤松(7:15~25)=638m8:05=鍋倉三角点(9:05~10)==大地山頂キャンプサイト12:05

 二日目
大地キャンプサイト6:40=1,223m7:50=1,293m9:05=白金ノ頭との分岐(10:30~50)=初雪山頂上(11:05~20)=白金ノ頭分岐(11:30~50)=途中軽食1,300m付近(11:50~12:35)=大地キャンプサイト(14:15~15:50)=鍋倉三角点17:20=638m17:40=夢創塾19:25 

   ■■ 同行者 ■■
           周さん・典ちゃん