元   さ   ん   の   山  紀  行
大 地 山 (1,167㍍)
<富山県 朝日町 > 令和03年02月14日





今日は単独。誰もいず誰もやって来なかった。





朝日小川ダムから・・・ ダムを渡って車を停めました。


負釣山が立派です。 初雪山が見えて来ました。


初雪山がどんどん大きくなって来ます。 剱岳の頭も見えて来ました。


この辺のブナ林が好きです。 自分のトレースを振り返ります。


シルエットを撮って見ました。 標高1,000mを超えました。


高度を上げれば、アルペン的になってくる。 私のトレースと黒部平野。


今日は、剱岳がはっきりと眺められた。 大地山頂までもう少し・・・


初雪山と白金ノ頭、そして、相ノ又谷。 踏まれていない雪斜面は美しい。


時間はたっぷりあります。まずはコーヒーから・・ 私のお城です。


上手く撮れていませんが自撮りで送りました。


背丈ほど掘っても大丈夫です。


雪庇を覗きに行きました。 大地山頂を見上げています。


もうちょっと白い初雪山ならステキなんだけれど どの角度から見ても初雪山は好きなんです。


栂海新道上の犬ヶ岳に注目! 雪庇越しの初雪山


雪庇を覗きに・・・ 大地山頂のシェルター?に戻る。


初雪山は、ずっと眺めていても飽きない。


名残惜しいが剱岳とその周辺の山々を眺めながら 黒菱山への稜線も魅力である。




  元さんの戯言・呟きから

2/14 「山ノ神」休業(棄権) 朝日小川ダムから。歩き出しはそうでもなかったが、気温が高くなる気配が伺えた。汗が出て来て上着を脱いだ。雪も当然腐って来る。でも、大地への気持ちがそうさせるのかもしれないが、止めようなどとは思わない。合流地点を過ぎてから、スノーシューのトレースが無くなり、スキーの跡だけになった。

 2時間経過の時点で初雪山へのチャレンジはなくなった。それでも、腐った雪の中を、それなりのタイムで歩くのだから、まずまずであると自分を褒めているから可笑しい。山頂には誰もいない。(のち、誰もやって来なかったし、すれ違いもなかった。)

 山頂でいつもの通り穴を掘った。(ビバーク出来ないかと考えもした。=次回用) 少しだけど雪庇のところまで降りてみた。そんな事などで、2時間半以上山頂周辺にいた事になる。写真もたくさん撮った。お昼が過ぎても初雪山の姿は変わらなかった。

 帰路は深みに3回もハマった。1回目は、ハマって転んで逆さまの体制になってしまった。スノーシュー側の足が腰まで浸かってハマった。頭が下になり、ザックを外そうとしてもダメ。仕方がないので、手で少しずつ雪を取り除いた。辛い姿勢で10分以上続いた。2回目は、反対の足で、今度はザックを外せたので、シャベルを使って難を脱した。3回目は、顔をまともに打ったが何とか逃れた。

 単独はこういう事があるので、本当に気を付けなくてはいけない。パーティーを組んでいても、最後は複数でいないと、それに対応できない。どんなに気をつけてもなる時はなる。それにしても今日は良い天気であった。私としては、久しぶりのお天気であった。

   


 ■■■ コースタイム ■■■
朝日小川ダム6:40=大地山頂上(10:40~13:20)=朝日小川第1発電所15:35=ダム15:55   

 ■■■ 単独行 ■■■