元  ち  ゃ  ん  の  山  歩  き
大 辻 山 (1,361㍍)
<富山県  立山町、上市町> 平成14年12月23日




長尾峠で、大辻山を背に5人で記念撮影

 ■■ 対外的には、今日から山行に復帰するという事で、「花じい」と「黒部のシュンちゃん」と共に、大辻山に登る事になっていて、アルペン村に集合後、「立山国立少年の家」に向かった。
 大辻林道が冬期閉鎖の為、「立山国立少年の家」後ろの駐車場に車を止め準備をしているところに、また新たな車がやって来て、“ 元ちゃん御一行ですか?” とW氏から声を掛けられた。
 私のHPでもリンクされている「EASの山歩き」の管理者であるW氏に、まだお会いした事がなかったが、人数が増える事は楽しい事で、ワイワイガヤガヤ林道歩きが始まった。


初めての山スキー スキー訓練終り!

 ■■ 臼越山に向かった「ターさん」に、声が届きそうであったが、邪魔しないように、一度の掛け声で止めてしまい、1時間以上の林道歩きを、5人が入れ替わり立ち替わりしながら、各人の山に対する近況を尋ねあったりしての楽しい登行のためか、長尾峠には意外と早く着いたように思えた。
 そして、朝方だけかと思った硬くて沈まぬ雪は、その状態が一日中続き、登行としては快適そのものであった。。
 途中、W氏の計らいで、山スキーなるものの手ほどきを受けたが、もちろん初体験と雪の状態が相応しくなく、散々な目にあってしまった。でも、“ 何時かは、私も山スキーを! ” の気持は,ずーっと持ち続けたいと思っています。


大辻山頂から剱岳 大辻山頂から大日岳 大辻山頂から毛勝の山々

 ■■ 当初この山行日は、予報が良くなかったのだが、2日前ほどから、好転の兆しがあり、久し振りの仲間と再会を楽しみにしていた。でも、コロコロ変わる空模様と言えども、この時期は仕方がないのだろうか、出発時の高岡は、小雨が降るなど先行きを懸念されたが、車から降りて準備をしていた頃からは、その不安も見上げる青空に払拭されていたのである。

 最後まで雪が緩まず、アイゼンを着けても良いくらいの雪質に、ピッチが上がり、ほぼ5人一緒に山頂を踏んだ。そして、先月同じ山頂から見たよりは、はるかに素晴らしい展望が待ってていてくれた。
 しかし、この山頂から連なる稜線上に、「ターさん」の姿を追っている僅か数分の間に、一面ガスに覆われてしまったのである。数枚の山並の写真を撮る事が出来たが、剱岳や大日岳をバックに記念撮影をする事が出来なかったのが、とても残念でならなかった。

 しかし、今日は、私の復帰山行で、「シュンちゃん」の司会のもとに、ミニ宴会が始まった。この日を楽しみにしていた「山ノ神」が、「しゃぶしゃぶ」や「刺身の昆布締め」などの料理を持ち込んでくれたので、ガスに覆われて寒い山頂であったが、楽しい会話が弾んだような気がした。
 チョット体調を崩している「花じい」に、アルコールを勧める事は出来なかったが、飲めるようになったら、改めて彼の「復帰山行」をやろうと、このところ、何でも『復帰』をつけてしまうのに大笑いしてしまった。



後列左から、「W氏」「元ちゃん」「シュンちゃん」「山ノ神」
前列左から、「池田夫妻」「花じい」

 ■■ やがて、ミニ宴会が終る頃、我々よりもチョッピリ目上の方ような、中高年夫妻が登って来られ、またまた「元ちゃんですか?」の声が掛った。
 「少し色の褪せかけた赤いチャンチャンコ」の名で、私にアドバイスや激励のメールを送って下さる池田氏夫妻であった。もちろん初対面だし、この日の約束をしていたわけでもなかったが、私はこの山行をとても楽しみにしていただけに、我HPに何度となく載せていたから、知っておられたのかもしれない。
 これからは、お顔を思い浮かべて、メールを送る事が出来、一層の親しみがもてるようで嬉しかった。





 ■■■ コースタイム ■■■
高岡5:20=アルペン村(6:15~30)=「立山国立少年の家」(6:45~7:05)=長尾峠(8:20~30)=奥長尾山8:55=⑥の標識9:30=稜線10:10=大辻山頂上(10:30~12:15)=奥長尾山13:10=長尾山経由=長尾峠13:40=立山国立少年の家(14:50~15:00)=高岡16:30

 ■■ 同行者 ■■
  「花じい」 「黒部のシュンちゃん」 「EASの山歩きのW氏」 「山ノ神」

  ■■ 備 考 ■■
   「黒部のシュンちゃん」より、上の5枚の画像提供