元 さ ん の 山 歩 き
大 辻 山 (1,361㍍)
<富山県 立山町、上市町>
平成18年06月18日
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大辻林道から鍬崎山を望む |
鳥越峠から剣岳を望む |
大辻山頂上(八尾の下島さん・武部さん・柴田さんと共に)
予定を変更しての「大辻山・高峰山」行きとなった。日曜日とあって、長尾峠ならびに、通常の登山口⑨の標識のある付近の駐車スペースは、満車に近い状態であった。我々が向かった鳥越峠にも、多くの車が止まっていた。
登り始めの午前10時頃までは、好天とは言えずとも、人気の剣岳が、何とか望める状態であったが、時間の経過と共に、ガスの中に消えていってしまった。
北尾根ルートは、長尾峠からのルートより、ちょっとぐらいの雨では、ぬかるみが少なく、登山者の数も少なく、ゆっくり登るには最適である。
その本ルートに合流する⑨の標識で、後続の「山ノ神」を待つ事にした。その場所に、なかなか動かない一個団体があった。動き始められて、そのグループは、視覚障害の方と、そのサポートをする方々の団体であった。
視覚障害の方の前に、ロープで結んだ先導する方、また、後に、足のかけ方などを、アドバイスする方の3名で、一グループとなっておられた。初めてその姿・行動を見て、素晴らしいと思った。一般の方々と比べても、歩くスピードはそんなに遜色はないし、ボランティアの方々も、優しく、また、過保護にならないほどに励ましておられた。
山頂滞在時間の長い私達であるだけに、その下られる方法は、拝見しなかったのであるが、目の不自由な方でも、山を充分に楽しむ事が出来るようである。
大辻山頂からは、大日岳も剣岳も見えなかったが、称名渓谷あたりだけが、微かに見え隠れしていた。これも時間の経過と共に何にも見えなくなってしまった。そのあたりを見ながら、ラーメンや、ヤキソバを昼食としていたが、隣におられる男女3名のグループに「山ノ神」が声をかけた。
「どちらからですか?」
「八尾からです。」「そちらは・・・!」
今年39回目の山行と言った事から、「もしかしたら、牛岳100回登った人?」 となった。何だか良い雰囲気になって、記念写真を撮り、「また、何時か何処かでお会い出来たら・・」などと言って別れた。下島さん・武部さん・柴田さんという新しい山の友達がまた出来た感じだ。
北尾根ルート下山中、「妖怪大猫」を名乗る大平君と、昨秋、奥丸山へ行く途中にお会いして以来の再会である。ちょっぴり近況報告をしながら、またと言って別れた。鳥越峠着が、午後3時半近くになってしまったが、高峰山にも登る事にした。
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北尾根ルート登山口 |
ぬかるみのない登山道 |
気持ちの良い登山道 |
抱かれ杉の珍木 |
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途中、樹木の間から山頂を望む |
白岩ルートの分岐 |
北尾根ルートの標識 |
妖怪大猫氏と再会 |
■■■ コースタイム ■■■
高岡8:30=鳥越峠(10:05~11:20)=珍木10:35=北尾根⑤の標識(11:00~05)=大辻⑨の標識11:45=大辻山頂上(12:10~13:55)=鳥越峠15:25
高峰山頂上(16:00~20)=鳥越峠(16:45~17:00)
■■ 同行者 ■■
「山ノ神」