元   さ   ん   の   山   歩   き
大 辻 山 (1,361m)
<富山県 立山町、上市町> 平成25年01月07日




誰もいないトレースも無い大辻山に・・・・






城前峠まで圧雪状態でした。 大日岳と立山連峰を眺めながら・・ 城前峠まで約30分。


塔倉山と富山平野 鍬崎山 デブリを避けながら・・・


所々に、バームクーヘンが・・・ 木々の間から鍬崎山。 スキー場の奥は、鉢伏山。


夏道じゃなくて・・・ トレースに従って・・ 長尾山(1,001m)


目指す大辻山。 長尾山から一度は降って・・ 奥長尾山で1度目のコーヒータイム。


奥長尾山からトレースがなく・・ 重い雪のラッセルであった。 「山ノ神」頑張る。


⑥付近のブナ林にて・・ たまには、私もカメラに・・・ ⑥から⑦に向かう。


⑦から⑧に掛けての降り。 ⑧これから直登かトラバースか?


高峰山・鍋冠山方面。 最後の急登。 登り切れば山頂だ!


山頂に届いた頃は、青空がなくなっていた。 大日岳の奥に剱岳。


~ 誰もいない大辻山頂上で、至福の一時。 ~


樹氷をバックに・・・ 調子よく下山。


すってんころりん また、陽が落ちそうです。







  元さんの戯言・呟きから

1/7 城前峠まで圧雪、そして、奥長尾山までのトレースに助けられ、「大辻山頂まで届くのか?」 との心配が吹っ飛んだ形であった。でも、その先の雪が重たく、ラッセルが意外と捗らなかった。

 この時期はまだ、「山頂を極めず、途中敗退は未だなし!」 を豪語していたが、寄る年波、いや、そんな事より、「山頂に届く頃には、剱岳を拝む事が出来るのだろうか?」 の方が心配であった。それでも、立山少年の家から、コーヒータイムを入れても、4時間半程で山頂に辿り着いたのでした。

 「さて、剱岳は?」 剱岳だけでなく、大日岳も立山も、毛勝の山々も望めたのでしたが、あの青空が無くなり、ボヤッとした感じになってしまっていたのです。シェルターで食事をしている内にガスが出て来て、仕舞いには、全てを隠してしまいました。「もっと、速く歩かなければ・・」 が口からでそうであったが、思わず堪えたほどでした。

 如何に「山ノ神」であっても、降りは、それとなく速いもの。奥長尾山で再びコーヒータイムとしてでも、また長尾山の登りで息を上げてもである。そして、林道に出ればしめたも、後は、いつもの通り日没との競争である。

 夕日が、鍬崎山のてっぺんに、そして、真っ白な立山方面を赤く染めるのを見れば足が止まってしまう。碌な写真が撮れないのに、バシャバシャ撮っているのであるから、益々時が過ぎていく。予報が反転して好天となったが、始めからそのような予報であったら、山頂でテントを張っていたと思う。





 ■■■ コースタイム ■■■
   立山少年の家7:55=城前峠8:25=林道からの取り付き地点9:35=長尾山(9:50~10:00)=奥長尾山(10:25~40)=⑥(11:30~40)=⑧11:05=大辻山頂上(12:40~14:00)=奥長尾山=(14:45~15:00)=長尾山=15:20=林道取り付き地点15:30=城前峠16:20=立山少年の家16:55  

 ■■ 同行者 ■■
             比佐恵