元   さ   ん   の   山   歩   き
大 辻 山 (1,361m)
<富山県 立山町、上市町> 平成25年12月15日







~~ 始めは、スキートレースに助けられた感有り。 ~~


~~  池田氏の頑張りは、特出していたかのようだった。 ~~


~~ 次々にラッセルを交代するが、なかなか大変であった。 ~~



整然と行くが、長尾峠まで4時間半を要してしまった。


池田氏は、元気が余っていた。 スキーヤーに助けられた感有り。



行き先をチェンジして、前長尾山方面に向かう。


大辻山どころか、奥長尾山や長尾山にも届かず、前長尾山に向かったが、そこにも届かず、手前で設営となる。



今日のメインディッシュは、堀シェフ特製の大型のお好み焼き




~~ お腹がいっぱいと言いながら、食べ続けてしまった。 ~~





私が入れば、今日のオールキャスト。 あっ、そうか、もう一人、沢ちゃんいたか・・


~~ 下山です。 ~~








  元さんの戯言・呟きから

12/15 午前5時前、高岡を出る時は雨。富山に入っても雨。集合場所のアルペン村では、ミゾレであった。しかし、スタート地点の高台にある国少の家では、様相が一変し、凄い雪量となった。 (スタート地点で1mの積雪はあった。)

 先行したスキーヤーのトレースに助けられ、思いの外順調だったが、そのスキーヤーも城前峠前でリタイヤとなり、その先のラッセルは壮絶なものになった。ちょうど10年前(H.15.12.21)、装備がカンジキだったとはいえ、総勢8名で、ライオンズの森にさえ届かなかった事が脳裏に浮かび始めた。

 大辻山頂から、ブナ林の⑥まで、そして、③の奥長尾山までと下方修正して、必死にラッセルに励んだ。5m先まで、10m先までと、メンバーをフル回転しながら、もがきにもがいた。その過酷な要請にリタイヤ者を出してしまったのは、痛恨の極みであったが・・・・・・・

 6名で臨んだ1次隊に、後続隊2名が追い着いて来たかに思ったが、若手のスキーヤー二人であった。”神に仏” とは、この事ではの思いで、必死になって後に付いた。しかし、我々のトレースに乗ってきた彼らであったからか、ライオンズの森で止めようとしたのである。

 その彼らをおだて上げ、長尾峠まで、ほぼ一緒の登高となったのである。その彼らにも疲労困憊が伺われ、それ以上を求めるのは酷というものであった。さて、我々の目指すピークはとなったが、奥長尾山はとても無理。長尾山も蹴落とされ、別ルートの前長尾山を目指す事になった。

 しかし、定まっていない雪の状態に、小枝類がうるさく邪魔をした事もあり、前長尾山ピークから、二つ手前の小高い小さな場所で昼食にする事となった。(国少の家から、長尾峠まで4時間半、その先食事場所まで20分。)

 ベンチ・テーブルが出来上がる頃、後続隊の筏井夫妻が到着。如何にトレースがあったとしても、故障気味のスノーシューを履いての歩きで、2時間とか2時間半でやって来るのだから凄い。タープの中は、久し振りに顔を合わせた方もあり、大いに盛り上がった。堀シェフの大型お好み焼きは格別で、皆のお腹をいっぱいにしたのは言うまでもない。テイクアウトまであったようだ!こうして、今冬のハレルヤ山行が始まった。





 ■■■ コースタイム ■■■
     

 ■■ 同行者 ■■
        堀シェフ・イナリン氏・池田氏・沢ちゃん・「山ノ神」
        後発隊 筏井夫妻