元   さ   ん   の   山   歩   き
大 辻 山 (1,361m)
<富山県 立山町、上市町> 平成27年12月28日






大辻山50回記念山行と位置づけたが、残念ながら山頂には届かなかった。






国少(立山少年の家)の駐車場。 スノーシューの装着。


今日も長い行程の始まり。 大辻山と前長尾山(左)


城前峠で、ちょっと休憩。 城前峠から長尾峠に向かっての林道歩き。


一瞬だったが、青空が・・・ 長尾峠から大辻山を望む。


⑨番が、大辻山への取り付きです。 時々小枝を潜りながら・・・


「忍」の一字で歩くしかない。 奥長尾山に着いた頃は、もう既に正午近くであった。


時折、急登箇所を頑張る。 ブナ林がある⑥番


悔しかったので、⑦⑧まで行ってきた。




⑥番に戻り、下山開始。


また暗くなって車に戻った。







  元さんの戯言・呟きから

12/28 今年最後の山行を大辻山50回記念山行として臨んだ。大辻林道・立山少年の家から30cmの積雪であったが、前日のものと思われるトレースに新たな雪が覆い被さっていたが、それでも、2時間ほどで長尾峠に達する事が出来た。そのトレースは、奥長尾山まで続いていたので、意外と楽ちんさせてもらった。

 といっても、高度をあげる毎に雪が深くなっていくわけだから、次第に足取りは悪くなっていく。夏道よりは歩きやすいかと問われても、小枝が少々煩いし、大きな段差は登りにくく、迂回を強いられたりする。また、雪に隠れている太くて短く尖った木片が、突拍子もなく現れるのはちょっと危なっかしい。

 1人ラッセルで頑張っていても、途中から股関節に違和感を覚えてしまった「山ノ神」は、どんどん遅れてくるし、急登箇所では、引っ張りあげなければいけなくなってってしまった。歩き始めて4時間半、もう山頂まで届かないと思った時点で食事とした。

 時間がなくタープを張ることも出来ないし、サラサラの雪で壁を造る事も出来ないので、風当たりのない所を選んで食事としたが、それでも、手が悴んでしまう程であった。早々に、「山ノ神」 に見切りを付けて、山頂を目指せば行けたかもしれないが、夫婦と言えどもパーティーであるし、寒い中、置いてけぼりにするわけにも出来なかった。

 下山の林道に出てからは、いたたまれなくなった「山ノ神」は、スノーシューを外してしまった。それを、また担がなければならない。こんなのでは、次ぎ行く山も危ない。時間のない中の山行が主だから、速く歩かなければいけないし、休憩も少なくしなければいけない。「行かない。」 と、何時言い出すのだろうか?



 ■■■ コースタイム ■■■
 国少の家8:45=城前峠(9:30~35)=長尾峠11:00=奥長尾山11:55=⑥番(13:05~1400)=⑦番14:10=⑧番14:15=⑥番(14:25~30)=奥長尾山(15:00~05)=⑨番15:25=長尾峠(15:40~45)=城前峠16:35=国少の家17:05

 ■■ 同行者 ■■
             比佐恵