元   さ   ん   の   山   紀   行
小佐波御前山 (754.2m)
<富山県富山市(旧大沢野町・大山町)>
  令和01年11月25日




はじめから雨です。 歩き始めれば、何もかも忘れます。


「あっ、ナメコだ!」 落葉は意外と濡れた感じがなかった。


ずっと降っていました。祠のある山頂で・・・


小屋を使用した後は掃除をしましょう。 記念碑がある山頂で・・・


一日中降っていると、やっぱり水溜りが出来ます。


猿倉山に戻っても、雨が降り続いていました。





   元さんの戯言・呟きから・・

11/25 夜が明けてから雨になった。雨になる事は分かっていたが、休日が雨とはあまり面白くはない。少なくとも往復4時間は歩きたい。出来れば屋根がある(避難小屋or東屋)所をとなると、白木峰や白鳥山を外せば、小佐波御前山と八乙女山しかない。そして、今夕、某会の忘年会があるので、それなりの制約があった。LINEに小佐波御前山 9:30~15:00を載せて、その小佐波御前山に向かった。

 誰も来ないだろうと思っていた所へ、好山病重症患者の「北ちゃん」が、やって来てくれた。雨である。こんなところにと思うが、「どうしようか思っていたところに、その記述を見たから・・」 と、「北ちゃん」は言うが、私以上にバカモノなのかもしれない。「雨でも山に来れるなんて・・」 とか、「歩けるという幸せ・・」 などと、かなり悟った会話が続いた。その間、もしかしたら、「ひょっこり、マキちゃんが来るのでは・・」 と願望とも取れる会話にもなった。

 誰も来ない山。静かな山。それを、寂しいという人がいるかもしれないが、その山の隠れた所を発見出来るかもしれない神秘的な良さがあるやもしれない。「春夏秋冬、どんな時にでも行かないと、その山の事は語れない。」 何処かの誰かが言っていたような気がするが、満更でも無かろう。水溜りに足を付け、また、ズルっと滑っては、笑えるなんてなかなかない。日頃、私的な事を詮索しないながらも、ポロッと述べてしまう可笑しさ、人間臭くていいではないか!

 去っていく人、近付いて来てくれる人といろいろあるが、去っていく人は、私に技量がないからであろうし、近付いて来てくれる人は、何かあるかもしれないと思っていてくれるからであろう。何かの縁があって知り合えたのであるから、本当に大事にしたいものだ。何に例えても、減るのは寂しい。増えるのは嬉しいし楽しい。私の欲は、元気でいたい。もっと、元気でいたい。ずっと、歩きたいである。




      ■■■コースタイム■■■
   展望レストラン9:50=小佐波御前山(11:55~13:10)=展望レストラン14:20   

      ■■■同行者■■■
            北ちゃん・「山ノ神」