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「山ノ神」は新年会で単独行。予想に反して、お天気となった。登り始めは、スキー場にも誰もいなかった。すぐカンジキを着けて歩き出すが、膝まで沈みなかなかペースが上がらない。45分後、前日のものであろうが、リフト終点からのトレースと合流しホッとする。(積雪70~80cm)真っ青な空と真っ白な雪の照り返しで目が痛い。サングラスは持参しなかったが、日焼け止めクリームを塗る。猿倉頂上に向かってまっすぐトレースに沿って歩き続ける。
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展望レストラン前の積雪は80cm。お茶を飲んで一息入れた。トレースがあると、こんなにもペースが違うものかと思ってしまう。猿倉山頂上の「風の城」を目掛けて只管歩く。トレースの横にスキーのトレースが平行して並んでいる。無雪期に一気に登れば5分ほどで登れるが、雪があると、トレースがあるといえども10~15分程かかってしまう。フーフー言いながらでも、山頂に立つと、とても気持ちがいい。神通川に架かる笹津橋、その下流は、ダム湖なのだろうか? 青空の元に、富山平野は実に広く感じる。
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神通川を挟んだ対岸の笹津山(532m)。41号線を大沢野町に入ると、右手に迫ってくる反射板のある山である。笹津山から、南に大乗悟山・カンナ尾山・御鷹山へと続き、雪が締まった頃には、快適な尾根歩きが出来そうである。その先の、西新山や唐堀山までも地形図を見ている限り行けそうである。でも、私が笹津山に登った感想は、雪が降りしきる中で、杉だらけの山だった。しかし、私は未だ一度しか登った事がなく、いつの日か、その尾根歩きをしてみたいものだと、胸を膨らませている。
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