元 さ ん の 山 紀 行
小佐波御前山
(754.2㍍)
<富山県 富山市>
平成17年12月05日
いきなり 「カモシカ君」 と遭遇!
猿倉山に向かって・・・
山頂脇の巻道を行く。
カモシカ君が出迎え・・
カモシカ君に出遭ってから・・
御前山下の登山道!
雪舞う中を・・・
ラッセルが付いて回った。
避難小屋には、
北ちゃん・田村氏・イッちゃんの3人がいた。
「イッちゃん」 が、シャッターを切った。
新たな雪の上を・・・
「北ちゃん」 頑張る!
断続的に降雪があった。
車に戻った時は、もう暗くなっていた。
「コラム 12/5 (山つれづれ・・) より」
12/5 2時間ばかり寝て起きてみると、外は真っ白そして風が強い!
“ こんなのでも行くのかよ~。”
でもあっちは、好山病でもかなりの重症!
“ 行かないわけがないよな ”
と思いながらエンジンをかけたのであるが、エンジン音が可笑しい。それだけならいいのだが、「エンジン警告灯」のランプが、どれだけ経っても消えず、何度やっても消えない。
重症患者の「北ちゃん」と何度も連絡しながら、最終的には私がキャンセルする羽目になった。ところが、何時頃であったであろうか、「北ちゃん」から、“ この暴風雪のため小佐波御前山に、行き先を変更する。」との連絡があったが、明日の予定も有り、それと飛んで行ける状態ではなかった。
午前8時半頃に、ディーラーへ、その経過等を伝えるが、残念な事に、月曜は休日であるとの返答。これには聊か参ってしまった。“ 今日どころか、明日もダメではないか?」 沈み加減でいた私の姿と関係なしに、「山ノ神」は、布団に潜り込んでしまった。娘が残していった軽四があるが、昨冬からず~っと、冬タイヤを履きっぱなしであって、この雪道を走れるのかと、これまた不安になってしまった。
今度は、何気なしに4時間経った車のエンジンをかけてみると、平常通りに作動するではないか? 「北ちゃん」に、すぐ後を追うと連絡したが、もうとっくに御前山を通過している。“ それはそれ”、こっちは山に行かなくては、やってられない性格! それなりに吹っ飛ばした。
携帯でのやりとり通り、山は雪・雪であった。術後4週間の身、「山ノ神」の後に付いた。飲みたい飲みたいの一心の足取り、こちらは何とか付いて行かなくてはが奏効し、宴たけなわの山頂へ辿り着いた。帰路の運転手を決めるのにジャンケンを期待していたのに、雰囲気に呑まれてか「山ノ神」は、矢継ぎ早に冷たいものを喉に送り込んでいた。
「あんたが運転に決まっているじゃない!」
には、返す言葉がなかった。「山ノ神」は、雪道・山道・狭い道は運転をしないのであった。
(高速は解除になったのであるが)
仕方なし、缶ビールの匂いと、その口をなめるくらいにとどめた。当の「山ノ神」は、飲んだ事のない泡盛まで嗜めて、いやはや参ってしまった。
でも、今日は楽しい出会いがあった。「北ちゃん」のHPに最近頻繁に出て来る「イッちゃん」とお会い出来たのである。いつも朗らかな田村氏とあいまって、「山の話」が楽しくてならなかった。私よりも「好山病」の事が詳しいのであるから、“ こりゃ!” たまげた感じである。もしかしたら、これから我々が行く山に、大いなる助っ人になるのではないかと思ったが、我会には超人がいるから、そうはいかぬか・・・・・
またまた日が暮れてからの下山となったが、ヘッドランプの出番に喜んでいた田村氏だが、ゆっくり考えてみると、彼もなかなかの役者のように思えてならない。
皆と別れてから、山用品屋に寄って、高岡の用事を済ませたのであるが、血流の悪さなのか我慢が出来ない頭痛に襲われた。外は強風が吹き荒れるし、この体調では、愛鷹山
(山梨・静岡)
には、到底いけないと進言し、了承を得て、HPそっちのけで床についてしまった。
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コースタイム
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同行者
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比佐恵
のち
北ちゃん・田村氏・イッちゃん