元  ち  ゃ  ん  の  山  歩  き
来 拝 山 (899.3㍍)
<富山県  立山町> 平成16年02月09日



来拝山頂上で記念写真 「国少の家」までの道の積雪の多さ


■■ 最近の降雪で「大高山」を断念し、何処へ行くものかと思案していたところへ、先日「大高山」への同行を求められた富山のS氏から「今日は、何処へ?」と電話を頂いた。この雪では、低山でもトレースのない山は、とてもじゃないが山頂に立てない。トレースがあれば、簡単に登れる「来拝山」とし、トレースがなければ、昨日友人達が登った「ハゲ山」に変更すればよいと遅い8時過ぎの出発となった。
 市内で少しラッシュに遭ったのと、除雪車の後についてしまったので、約束の10時までに「国少の家」に着くかと心配だったが、何とかその時間に間に合った。途中、芦峅寺の民家では、雪下ろしが始まっており、「国少の家」に通じる道は、車を遥かに越えるほどに雪が積み上げてあった。


Sさん力を振り絞って 余裕のMさん 急登に戸惑うMさん 「山ノ神」頑張る


■■ 林道は圧雪で、その上に新雪が積もっている状態であった。どのルートから、取付くかと考えたが、昨年正月に苦労した「大丸」の標識がある同じ所から登る事になる。幸い昨日のものであろうかトレースがある。深く掘り込まれた溝のようなトレースに、新たな雪が覆い被さっている感じである。
 M氏も何度かこのルートを辿った事があるらしく、さっそうと飛び込んで行った。S氏も続き、「山ノ神」と私も後に続く。相変わらずピンクのマーカーは、狭い間隔で付けてあり、おおよそ迷う事はない。
 溝のようなトレースに40~50cmの新雪が積もっているが、急斜面で滑る以外は順調に距離を稼げる。


来拝山頂上での昼食 滑りながら快適に下る 「国少の家」の裏駐車場に向かって

■■ 登るに連れ雪量が多くなり、一時的にもトレースを見失う程であった。しかし、急登箇所では、下りに「尻セード」を行ったのであろうか、2本のトレースが付いていた。
 「昨年は、ここで撤退したね!」と「山ノ神」と顔を見合わせてから、5~10分もしないうちに、広い来拝山頂上に着いた。
 頂上で、今年から雪の山に登り出したと言う、S氏とM氏の話を交えながら、1時間ばかり立ったままで簡単な食事をした。




 ■■■ コースタイム ■■■
高岡8:05=「立山国立少年の家」(9:55~10:10)=大杉平10:45=来拝山頂上(11:30~12:40)=「立山国立少年の家」(13:10~25)=高岡14:55

 ■■ 同行者 ■■
      富山のSさん・Mさん・「山ノ神」