元 ち ゃ ん の 山 紀 行

千石(城山) (757㍍)
富山県  上市町
平成13年01月03日



 一寸出発は遅かったが、今年3人で、初めての山行となった。馬場島線から離れて、東種への坂道を登るにつれて、道端に雪が現れ、集落に入ると銀世界になった。
 ロックフィルダムの上市第2ダムを渡り森林総合センターに車を止めた。お天気が良く雪が少なければ、大勢の登山者で賑わう千石城山なのだが、車も止まっておらず人の気配はない。
 1時間の林道歩きの吹きさらしでは、フードを思わず付けたりしながらも、登山口では薄っすら汗ばんでいた。(積雪50㌢)
 杉林を抜けて稜線までは、40分位の快適な登行だった。1㍍の雪量になった稜線では、曇りながらも、時々顔を見せる青空に、遠望は出来ずとも何故か嬉しい。快い歩きに頂上までは、あっという間に着いてしまった。
 何の足跡もない山頂は、まるで白い絨毯をひいて、我々を待っていてくれたかのようであった。
 この3人での山行は、何時も大宴会なのだが、気温が低いせいか、なかなかコンロの温度が上がらず、ご馳走が出来ない。何時しかビールと酒だけがなくなっていく。やがて風が強くなり、手袋をせずして食事が出来ないくらいになる。ラーメンが「めっこ」だといいながら、捨てるにはおよばないと、すする中山君の表情に同情しきり。
 大宴会のつもりだったが、剱岳の上部が見えずでは寂しいと理由付けし、寒さだけを置いて下る事にした。稜線を暫く行った所で、第2鉄塔附近を目掛けて直接斜面を下った。



〓〓雪の千石城山で遊ぶ〓〓

寒い中でのミニ宴会 視界はイマイチです! 積雪1㍍の山頂で




   ★★★コースタイム★★★

高岡9:45=早乙女湖畔の森林総合センター(10:35~58)=登山口(11:52~12:00)=稜線12:40=千石城山(13:20~14:13)=登山口15:03=森林総合センター(15:40~50)=高岡17:00

     ◆◆同行者◇◇
         中山、比佐恵