元 ち ゃ ん の 山 紀 行
千石城山 (757㍍)
<富山県 上市町>
平成16年02月02日
雨だけど何処かへ行かなければいけない、まるで仕事のような休日の山行。
予想通り登山口への林道は全く入れなかったので、湖岸側の駐車場に車を止めた。歩き始めから雨具着用は、あまり気分の良いものではないが、そう大降りでもなく、前日のものであろうか、トレースに従った。「アジサイ園」なる標識の所から林道を離れるのであるが、最終的には、配水場の裏側の少し離れた所の杉林の急斜面を登ると、登山口近くの「展望台」なる所に出る。深雪の時はどうかわからないが、かなりショートカット(ロングカットと言った方が良いかも!)出来た事になる。
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杉林を登れば直接登山口の近くに出る |
帰路・急な斜面を下る |
気温が高いのであるが、トレースは硬い。第3鉄塔までも、難なく来れたが、ルートから離れるためカンジキを着けた。登山道から稜線のベンチと頂上の中間ほどで稜線に出たのであるが、一般的には下りに使うかもしれないが、登る時にはあまり使わないのではなかろうか?
「大倉山」が何時もより大きく見えた。雨前特有の「山が近くに見える。」である。反対方向の大辻山も濃い墨絵のように見える。鍋冠山と高峰山は小さくなってしまう。
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大辻山がだんだん大きくなって見えた | もう少しで頂上 |
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雨前特有の山が近くに見えた |
残念ながら剱岳は姿を現さなかった |
雨を予想し、雨前の展望を期待していたのだが、車に乗り込む前から雨だった。しかし、歩いている間は、それほど気になるものではなかった。頂上に着いてから、ポツリポツリと降り出したが、暖かい風に「雪山の雨」「冬の雨」という感じではなかった。
頂上ですぐターンして、お昼頃まで家に戻ろうと言うものであったが、「剱のてっぺん」こそ見えなかったが、なかなか頂上から離れがたく、ついつい時間オーバーとなってしまった。
■■■ コースタイム ■■■
高岡6:25=林道分入口(7:20~45)=登山口8:25=第3鉄塔(8:55~9:00)=千石城山頂上(9:35~10:20)=登山口11:00=林道入口(11:25~40)=高岡
■■ 同行者 ■■
比佐恵