元    さ    ん    の    山    紀    行
白 木 峰(1,596㍍)小白木峰(1,436.7m)
<富山県富山市  岐阜県宮川村> 平成19年06月25日






通行止めの標識 885m登山口から登り始める 林道に出る 再び登山道へ・・
 遅い出発と、林道崩壊による通行止。それなのに小白木峰まで・・・
 それにまた、ススダケ採りが加わり、何だか、おかしな山行となってしまった。  

ブナ林を行く 1300mP 上の林道に・・ 仁王山の上にも、厚い雲が・・ 早くもススダケをゲット!


コバイケイソウだけが咲いていた ビボウシは、これから・・ ニッコウキスゲも蕾 山頂で、ささやかな昼食


祠の先を降り小白木峰へ 小白木峰山頂で 階段の登り返し 開花間近のニッコウキスゲ


小白木峰から、祠に戻る もう、登らなくてもいい・・ 白木と小白木の山頂近くの分岐 降る一方







「6/25コラム(山つれづれ・・・より)」


6/25 のんびり山行のハズが、行ってみれば性格が、あらわに出てしまった。白木峰管理棟前の標識に従い、4キロ先の885mの登山口から歩く事になった。雨具を着て、ゆっくり歩き、ススダケでも採れれば「御の字」という積もりであったが、登山口発午前9時半となり、なんやかんやで、山頂着が正午になってしまった。

 雨や汗で、ビシャビシャになったが、幸いにも風があるものの、雨が止み、方位盤をテーブルにし、ささやかな昼食とした。「好山病・・」の仲間達との山行と違い、それは質素なものである。

 その後、視界がなく、ブヨが纏わり付く最悪の状態であったが、小白木峰に行く事にした。それが、「ススダケはないか?」 と探しながら歩くものだから、一向にペースが上がらない。元々山菜採りが得意でない私は、じっとしていると、虫(ブヨ)が纒わり付く状態で、いてもたってもおれず、「時間がないから・・・」 と、先を急いでしまった。そこからでも、三等三角点のある「小白木峰」には30分も掛かってしまった。

 少々待ったのであるが、「山ノ神」は来ないと判断し、下り始めると、” やって来たのである。” もう一度小白木峰の山頂を踏み、再び降り始めたのが、午後3時半くらいであったから、二人の足取りを考えると、日没との戦いであった。

 ぬかるみもあり、決して歩きやすい状態ではなかった。「速く」という言葉を、なるべく言わずに、ちょっと行っては、立ち止まるようなペースになった。白木峰頂上への分岐に辿り着いたのが、午後5時前であったから、如何に、下の登山口までとは言えども、これで明るい内に戻れると安堵した。

 しかし、1173mの林道に出てからは、「山ノ神」が、「急で、転ぶとイヤだから・・」 の理由で、登山道を外し、林道歩きになってしまった。それでも、車に辿り着いたのが、午後6時半であり、まだ明るい内に、八尾市街地に着く事が出来た。 「前週の朝日岳より疲れた。」 は、「山ノ神」の弁。

 





■□■□ コースタイム □■□■
 高岡=885m登山口(9:25~35)=林道(10:25~30)=白木峰頂上(12:00~13:00)=小白木峰(15:00~30)=ヘリポート16:55=885m登山口(18:30~40)=管理棟前18:50=高岡

■□■□ 同行者 □■□■
         比佐恵