元    さ    ん    の    山    紀    行
白 木 峰 (1,596㍍)
<富山県富山市  岐阜県宮川村> 平成19年07月15日





結果的には影響しなかったのであるが、台風の煽りで、白木峰行きとなった。



浮島では、友人の縁戚の方々に遭遇!

日持ちしたニッコウキスゲは、充分に楽しませてくれた。





 

  3週間前は、殆ど咲いていなかったのであるが、 
 その蕾を見るに付け、「今年は結構咲くのでは?」  
 との思いが通じてか、久しぶりに白木峰の
 ニッコウキスゲを満喫したような気がした。

 もっも、1週間前が、一番の見頃であったであろうが、
 雨が上がった今日も、充分に楽しむ事が出来た。


 台風は逸れそうであったが、雨模様のお天気では、
 剱岳・剱沢キャンプを中止せざるを得なかった。

 朝起きても雨。それでは、「ニッコウキスゲの名残でも、
 見に行くか!」 程のつもりであったが、意外や意外で、
 予想を遙かに超える黄色の群落に驚いた。

 明日は、ちょっと晴れそうな気がして、次行く山の事を
 思うと、白木峰滞在を程々にしなくてはいけない。

 「まあ~、駐車場を発って、駐車場に戻るまでの時間」 
 を、3~4時間程度としていた。

 しかし、風衝草原に出ると、時々青空が覗き、
 この上ないお天気と変わっていった。
 まずは、小白木峰寄りの祠付近のベンチに座り、
 小白木峰や金剛堂山を伺った。

 時々、薄い雲が通過していくが、それが、
 何となく良い雰囲気を醸し出すから堪らない。
 遠くに、白山が白い頭を覗かせていた。

 高岡から来たというK氏と浮島方面に連なった。
 その浮島には、同じ高岡のS様御一行が陣取って
 おられ、ひょんな事から、話が弾み、友人T.K君の
 お姉様夫妻であったのには、びっくりしてしまった。

 幸雄君(浜ちゃんの長男)の奥様のご両親も、
 お仲間だったのには、これまたビックリであった。


 雨の日に来る事の多い白木峰であるが、
 すっきりとは言えないが、今日は、
 白山に御嶽山や乗鞍岳、立山連峰を含めた
 北アの山々を眺める事が出来た。

 「明日は、あの山に登るので・・
 これから、一旦、家に戻り、それから、準備して、
 今日中に、折立まで、入ろうと思っているのですよ!」
 などと、聞かれもしないのに、穏やかな山容の
 薬師岳を指差し、いい気になりながら、
 喋ってしまった。

 その後、
  所用を済まし、有峰林道のゲートを潜ったのは、
 夕刻の6時半を回っており、雨が降りしきっていた。





ニッコウキスゲ ササユリ ギボウシ トキソウ


短い時間であったけれど、それなりに満喫した山行となる。





■□■□ 同行者 □■□■
         「山ノ神」