元 さ ん の 山 紀 行
白 木 峰 (1,596㍍)
<富山県富山市 岐阜県宮川村> 平成20年01月14日
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1月の白木峰に拘ったが、お天気も応援してくれた。 |
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車デボ地点から、すぐ急登! |
林道を離れて斜面に取り付く |
ブナ林の中を・・ |
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1300m地点からの急登! |
白木小屋横から山頂へ・・ |
斜面の雪は締まっている。 |
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山頂から白木小屋に向かって・・Ⅰ |
雪が積もらない白木峰山頂。 |
山頂から白木小屋に向かって・・Ⅱ |
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山頂でのパフォーマンス |
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山頂から辿り着いたが・・ |
雪を掘り出さねば入れない。 |
小宴会は白木小屋で・・ |
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小屋前での記念撮影 |
雪斜面は気持ちよく・・ |
白木小屋から下山。 |
「1/14 コラム(山つれづれ・・・より)」
1/14 集合場所では、いつの間にか9名になった白木峰行き。山そのものより、凍結した行き帰りの道路も気になるところであった。山中、マイナス5~10℃で、吐く息も白く、お互い顔を真っ赤にしながら、立ち止まれば、「寒い寒いの連発!」 であった。
「行ける所まで・・」 を事前に周知しての参加を仰いだが、予想を遙かに上回るペースに、もしかしたら、山頂に届くのではの勢いになっていった。低温であったが、深雪ではなく、予報を覆すお天気に恵まれつつあるこの時に、「1月の白木峰山頂」に執着したくなったのは、私だけではなかったのではと思われた。
しかし、全員登頂でなければ、今回の山行の意味はなく、ペースもゆっくり、粘り強くを、訴え続けたつもりであった。「頑張れと言われても足が上がらない。」 「もう少しと言っておきながら、まだではないか。」 を繰り返しながら、山頂に立てば、何もかもが払拭され、唯々感激の握手とカメラのシャッターを切るだけ。もしかしたら、誰もが、厳冬期の剱岳や、ヒマラヤの山々の頂に立ったような気分を味わったのではなかろうか。
「素晴らしい!」 「ハッピー!」 を繰り返しながらも、寒くて山頂には長居出来ず、白木小屋に、なだれ込む。しかし、雪のため小屋へのドアが開かず、また一仕事が待っていた。小屋での食事の温かいものは、何もかもが美味しかった。小屋に備え付けの日記には、今年になっての書き込みがなく、もしかしたら、我々が、一番乗りと言う事だったかもしれない。
車デボから5時間近くを要して山頂に、小屋では1時間半程の食事と休息、さてと、腰を上げたのが、午後2時40分頃であった。少し日の暮れるのが遅くなったこの頃であるから、一気に降れば、余裕の計算であったが、硬く凍った急斜面を全員では降れなかった。一部林道を迂回したのであるが、今日の低温で救われたのであろうが、なだれの巣のような所を通過するのであるから、気が抜けなかったのである。
でも、終わってみれば、9時間半を要した今日の白木峰山行に参加した9名、各々が、忘れられぬ想い出として、心に残るのは間違いないと思っている。
■□■□ 同行者 □■□■
eiko女史・シュンちゃん・橋ちゃん・長勢君・さおりさん・BOW・王子さま・福姐@ドボン