元   さ   ん   の  山  歩  き
白 鳥 山 (1,286.9m)
<富山県朝日町 新潟県糸魚川市・青海町>
平成27年12月20日







今冬第1回目のハレルヤ定例山行 8名が参加。




坂田峠まで30分ほどのアルバイト。 坂田峠駐車場で一服。


駐車場から、栂海新道・坂田峠へ・・・ この時期の雪量が難しい。


河原氏ラッセル健闘! 栂海新道の取っ付きは急登である。


鉄製の階段が埋もれていて大変! 時には、ロープに繋がりながら・・


ハーハー言いながら、止めるわけにもいかないし・・・


平坦になると、ホッとする。 先がつかえています。


河原氏に奮闘してもらいましたが・・・ 金時ノ頭で一休み。


ルートファインディングが大変でした。


木々の雪を下ろしながら、それでもダメなら、潜らなければならない。


シキワリの水場付近。


登るも降るも大変だった。



雪量が少なく、ヤブに妨げられ、白鳥山頂は遠かった。
しかし、仲間の顔をほころんでいた。


林道歩きが待っていた。 ようやく車に戻った。







 元さんの戯言・呟き

12/20 今シーズン第1回目のハレルヤ山行が行われた。師走の忙しい時であるが8名が集った。好天の恵まれ、何としても白鳥山頂に立ちたいと思ったが、やはり人生と同じで、事はそのように上手くは運ばなかった。上路集落から雪が現れ、轍が凍っている。大平峠から分かれた坂田峠への林道を無理矢理進んだが、四駆を持て来てでも、辿り着く事が出来ず、30分ほどのアルバイトから始まった。

 予想以上の積雪に胸を躍らせたが、至る所にある鉄製の階段や、それを外しての急登斜面や小枝の煩さに閉口せざるを得なかった。流石、栂海新道・金時坂であった。シキワリに入っても、凄い光景であったが、酷いではなく凄いの形容詞が発せられるように、異次元の山中を歩く様子に、唯々人間の凄さを感じてしまった。

 この時期の山行は、木々や草木が倒れて非常に歩きにくく、一段の降雪・積雪が待たれるのであるが、自然相手の趣味だけに、そう事は運ばない。こんな山に一人で登ろうなんて思わない。それどころか、途中で心が折れてしまうのは歴然としている。

 山頂は遠く、半分程の行程で終了となったが、あまりにも、その自然の造形に負けてしまったのであるから、残念とか悔しいという気持ちが吹っ飛んでしまったようである。もしかしたら、1000mにも届かなかったようであるが、晴天・無風の環境下、そして、山友との親交が何よりであった。

 あの澄み切った空や、真っ白な雪に、身も心も洗われたようで、これからの繁忙期の力となるような気がする。そして、ワイワイと歩いたからであろうか、足の疲れも感じないのは、それ全てが呪いに掛かっていたのかもしれない。





 ■■■ コースタイム ■■■
 高岡5:30=朝日IC近くのローソン7:00=林道途中車デボ・標高490m辺り8:10=坂田峠P(8:40~9:00)=金時ノ頭(10:55~11:00)=シキワリの水場(11:20~25)=950m付近でストップ(11:50~13:30)=車デボ地点15:10=朝日町役場

 ■■ 同行者 ■■
    シュンちゃん・筏井夫妻・池田氏・辰口氏・河原氏・「山ノ神」