元    さ    ん    の    山    紀    行
高 峰 山 (957.7m) 
<富山県上市町・立山町> 平成27年04月20日





雨が降っても、風邪を引いても・・・今日は、強風が雲を吹っ飛ばしたようだった。





骨原(西種)のため池が、スタート地点。 長い林道歩きが伴った。


作業道分岐を過ぎて・・・ 所々で、剱岳が顔を出してくれた。(林道上部)


「この展望が山頂まで持ってくれ!」 と願いながら・・


「山ノ神」は、トラバースが苦手!


稜線に出て・・・ 稜線には、残雪あり。


富山平野と富山湾を眺める。 山頂で一人撮り。


高峰山頂から大辻山を望む。


高峰山頂から剱岳を望む。


何度も振り返って剱岳を眺めた。


帰りは雨になった。




  元さんの戯言・呟き

4/20 今日は、もっと遅いスタートであった。我が家を午前8時半、西種(骨原)のため池が10時であった。車中は雨。「こんな日にも・・」 と思いながらであったが、富山に入った頃には、小降りになり、山々が見えていた。上市町に入ると、剱岳がくっきりと見える。風が強いから、もしかしたら、お山のてっぺんに辿り着く頃まで持つかもしれないと思った。

 林道は壺足で歩いた。釜池への分岐辺りからカンジキを装着したが、やっぱり引っかかりがあり歩きやすい。高峰山への取り付き頃は、正午近くになったから、後々の事もあり、「山ノ神」に、鍋冠山への変更を提案したが、意地だったのか首を振られた。

 しかし、私のルート選択が悪かったのか斜面のトラバースでは、「山ノ神」が、またまた怯んだ。何でもない所でも、彼女にしてみれば怖いのかも知れないが、こちらは、「何で・・」 と思ってしまう。でも、その代償は大きかった。カンジキの刃で、雨具のズボンを引っかけてしまったからである。

 夏道に沿った稜線に出てからは、歩きやすかったが、今度は、烈風に何度も身を屈まされた。でも、予想通り展望は良く、何度も立ち止まってシャッターを切った。この頃は、お天気の悪い時や時間のない時しか、高峰山を訪れなくなったせいか、あまり剱岳や毛勝の山々を眺めた記憶がないように思ったが、今回は、それを全て払い除けてくれたような気がした。

 920mのピークで、例の如く、「山ノ神」は、私だけに山頂行きを促した。午後1時頃であった。写真を撮ったりしていたから、往復に50分ぐらいかかってしまったが、あの風の中で、一人でいるのも辛かったかもしれない。





■□■□ コースタイム □■□■
  骨原(西種)10:00=作業道分岐11:10=釜池分岐11:30=920m(12:55~13:00)=高峰山頂上(13:20~35)=920m(13:50~14:00)=ため池15:45

■□■□ 同行者 □■□■
         比佐恵