元    さ    ん    の    山    紀    行
高 峰 山 (957.7m) 
<富山県上市町・立山町> 平成27年05月25日





西種側の登山口から・・ 剱岳を眺めながら・・・


新緑が眩しい。


高峰山頂にて一息入れる。


ワラビ探しに高峰山頂を越え
鳥越峠側に向かう。


大辻山を眺める。 再び高峰山頂に戻る。






  元さんの戯言・呟き

5/25 骨原のため池からの林道は、しばらく行くと、工事中のため通行止めの立て看板があった。「ここから歩いてもいいかな。」 と思って、準備をしていると、上から降りて来た車が止まり、「問題なく行けるよ!」 と優しい?助言を元に、ならばと乗り入れる事となった。

 帰りの事も心配になったが、私達自体のスタートが遅いだけに、「工事をやっている。また、工事をやる事もないだろう。」 との推測も働いた。小心者の本来の私なら、やっぱり、その指示に従ったであろうが、助言が、その気にさせてくれたのである。

 ワラビは、雪が溶けたばかりの様子で、期待した成果がなかった。しかし、日当たりの良いところでは、伸びてしまった物と、これからと思われる小さな物が混在していた。「やっぱり、ウド狙いにすれば良かった!」 と愚痴らしき事を言いながら、高峰山の稜線から、あまりはっきりはしなかったが、剱岳や大日岳などの眺めながら山頂に上がった。

 あまり歩かない「山ノ神」のハズが、欲の皮の厚さからか、山頂を越え、今一つ、ワラビ処を目指していく。やっぱり少ないのであるが、よくよく探せば、ある事はある。いつもの事であるが、ザックに荷を詰めている時は大収穫で、収穫を期待してザックに余裕をもって臨んだ時は、アゴテンを食らう事が多い。

 山頂に戻り、カップ麺を二人で分け、コーヒーだけの昼食とした。「山ノ神」は相変わらず、飲まなければ収まらないようで、今日は、500mlである。「もう飲むな!」 とは、言っても仕方がない。飲んでも良いから、自由が欲しいですが・・・

 帰りは、来る時と反対斜面を注視すると、意外や意外にも、ワラビがあるではないか・・・ (太くて長いものが!) 結果的には、まずまずの収穫で、「山ノ神」は、ご満悦のようであった。帰ってからの後始末があるが、それも楽しみの一つかもしれない。

 「山ノ神」は、それで良いとしても、私にはちょっと物足りなかった。始めから、もう一座の計画であっただけに、後の作業?で、時間がなくなってしまい「中山」を諦めて、「千石城山」へ行く事にした。

 主要道に出て、早乙女湖に降りて行く時、何処かで見たような車がやって来た。ナンバーを覚えている「山ノ神」は、「北ちゃん」と叫んだ。「北ちゃん」も同乗の田村氏と共に、「元ちゃんが来た。」と冗談に言っていたようであった。

 最近ご無沙汰で、「北ちゃん」とは、もしかしたら、2/9の塔倉山以来かもしれない。田村氏も、昨年末の忘年会以来かもしれなかった。千石城山に行くとしても、時間が迫っていたので、「近々に、好山病の懇親会をやろう。」 と約束をして別れた。それから、「キノシタ」という珍しい山菜をもらった。どのような味なのか楽しみである。





■□■□ コースタイム □■□■
  

■□■□ 同行者 □■□■
         比佐恵