元   さ   ん   の   山   紀   行
高落場山 (1,122m)
<富山県南砺市(旧城端町・平村> 平成23年01月10日








































  元さんの戯言・呟きから

1/10 それなりに早く起きたのであるが、いろいろモタモタの他に、給油・買い物、そして、道路の凍結による慎重な運転などがあり、五箇山トンネル前の取り付きをスタートしたのは、予定よりも1時間以上も遅くなってしまった。

 そして、取り付いた途端、雪を踏み抜き用水に嵌ってしまうというアクシデントに見舞われた。背丈より深い所に落ち、空だけが見える状態で、スノーシューの装着やリックが邪魔して、もがけどもなかなか這い上がれなかった。幸い水があまり流れていなかったのであるが、この登山口に来る前の城端・大鋸屋地区の気温表示板が-6℃であった程であるから、あがいた手は、冷たくてしばらくは縮こまっていた。

 深雪から杉林の中を歩いたのは良かったのであるが、何故か大斜面(今は、杉が蔓延り斜面とは言えないかも・・・)を避け、北側にルートを取ってしまったので、不安定な雪に泣きを見てしまった。1時間半を費やしたであろうか、一休みをしていると、高岡の奥氏がやって来られた。この先何処まで行けるやらと思っていたところに、ラッセル車のような彼の登場で、私はヨチヨチ付いて行くだけとなった。それでも、結構辛かったのであるから、奥氏の脚力の強さは計り知れない。

 お互い時間に制約のある身でありながら、「もう少し・・」 と、先に足をのばしたが、ブナ林の中(標高1030m 午後0時半)で山頂を諦める事にした。食事で50分くらい時間を使ったのであるから、彼の強さを考慮すれば、標高差で80m余、距離で500m弱など、問題なく行けたような気がしたが、余力を残す事も山行としては大事な事であるからして、なかなかお会い出来ない彼との時間に満足するところであった。

 帰路は、スイスイ行く彼の後を付いて行くのがやっと(ヨタヨタ)であったが、登山口に1時間余で辿り着いてしまったのであった。それにしても、祝日(成人の日)であったが、奥氏以外誰も来られなかったのは意外であった。





■■■ コースタイム ■■■
 高岡7:00=五箇山トンネル前駐車場8:00=取り付き8:10=奥氏と遭遇9:55=唐木峠10:45=標高1,030m(12:30~13:20)=唐木峠13:50=取り付き地点14:30=高岡15:30

■□■ 同行者 ■□■
         途中から 奥氏