元   さ   ん   の   山   紀   行
高落場山 (1,122m)
<富山県南砺市(旧城端町・平村> 平成31年01月21日





下山前の高落場山頂で・・・





今日は、雪量が多い五箇山です。 新雪がトレースを消していました。


小沢を渡る時です。 急登箇所では、膝ラッセルでした。


「山ノ神」は、不安そうでした。 唐木峠までは、小籔を掻き分けてです。


唐木峠まで1時間半程掛かってしまいました。 ちょっと、ルートを外して唐木峠に・・・


トレースが全くありませんでした。


深雪ラッセルに奮闘しました。


大好きなブナ林を行きます。


心が切れそうになりますが、そこは修行です。持ちこたえます。


神秘的です。


静かな山です。


もう一頑張りしなければなりません。


真っ白になっている高落場山頂です。 しばらくして、「山ノ神」がやって来ました。


このような日は、達成感があります。 時間がなかったけれど、すぐに穴を掘ります。


シェルターが完成し、すぐに潜り込みます。 広い空間です。


ささやかな昼食です。 コーヒーも頂きました。


撤収です。タープを外します。


とりあえず、記念写真(記録写真)です。


思い切って駆け降ります。


薄っすらと砺波平野です。 最後の下りです。






  元さんの戯言・呟きから

1/21 本当に雪は少ない。今朝の高岡も車のフロントガラスにちょっぴり、建物の屋根が薄っすら白くなっている程度で、かなり降るというお天気情報とは乖離が生じている。しかし、富山県冬期道路状況によると、上平村梨谷で昨日から積雪が20cm以上増えている情報があった。(今朝方の積雪は、約120cm)

 1/3以来今年2回目。そして、通算29回目の高落場山。五箇山トンネル入り口からの取付きであるが、トレースは、完全に新雪に消され、杉林以外は膝ラッセルであった。その煽りを食って、唐木峠まで1時間半も要してしまった。(唐木峠までは、まだ雪量が足りない。それでも、GPSを使ってショートカットしたんですが・・)

 唐木峠からは雪量が豊富? でも、あれだけ時間が掛かったし、ブナ林からのもう一息のところで、「山ノ神」の失速を恐れたが、今日は、かなり頑張ってくれた。それでも、いつもの事であるが、高落場山のブナ林が好きで、カメラを出しては、シャッターを切り続ける事が多い。降雪の後は凄く良いし、吹雪いた後は尚更である。トレースがなく、誰もいない高落場山は私の大好きな山である。1/3もそうであったが、今日も誰もやって来なかった。その分静かな山を堪能出来たのである。

 山頂まで4時間半を要したが、帰りの時間が気になった。でも、降雪があるし、私はタープ張りを選択した。余裕時間が1時間しかないのであるから、そこまでしなくてはと、「山ノ神」が言ったが、どれだけベンチ・テーブルを造っても、震えながらは面白くもない。ましてや、その構築物を造るのにも、かなりのやり甲斐を感じているんですから・・・・

 僅か、うどんやコーヒーを頂くだけなのであったが、それでも、暖かいのは良いものである。その分、予定よりかなり遅れて、山頂発が午後2時になってしまった。高岡に5時には戻らなくてはならないのである。唐木峠まで1時間で戻れば何とかなるのであるが、後は「山ノ神」次第であった。私の後片付けを見越して、「山ノ神」が先に出発したが、随分先まで進んでいた。

 自分達のトレースを外しても、気持ちの良いくらい新雪を踏んだ。そして、40分で唐木峠に着いた。そしてまた。五箇山トンネル入口に3時35分に着いたのであるから、高岡には余裕をもって帰る事が出来たのである。



■■■ コースタイム ■■■
   五箇山トンネル入口スタート7:55=唐木峠(9:25~35)=高落場山頂上(12:10~14:00)=唐木峠14:45=五箇山トンネル15:30  

■□■ 同行者    ■□■
         比佐恵