元   さ   ん   の   山   紀    行
高 頭 山(1,203.3m)
<富山県富山市(旧大山町)>  平成28年11月28日



今回の目的は、ナメコ採りのリベンジ。(前回、悔しい思いをしたもので・・)








熊野川の上流、熊野川第3発電所横が登山口である。標高約400m。


送水管横の階段を登るが、脇に立派な登山道もある。


送水管を離れ水平道を行く。(まっすぐ行くと三枚滝へ) すぐにベンチがある所から、左の急登箇所に入る。


雪量が少ないので滑りやすかった。 切株の尾根に出て・・・


雪にも負けず・・・ ようやくナメコが・・・




やはり少なかった。雪が覆い被さっていると、手がちぎれるくらい冷たかった。




強烈な風雪に心が折れそうになったが、目的があったから、耐え忍ぶ事が出来た?


高くて採れない。悔しい!!


時間がないので山頂を放棄。 下山に掛かる頃、雪が止んだ。








  元さんの戯言・呟きから

11/28 一か月前のリベンジで高頭山へ行く事にした。このところ、娘が気を利かせてくれて、朝の縛りがなかったのだが、お天気が悪いし、こちらから辞退し、エリー(下の孫)を保育所に送ってから出掛ける事にした。

 平日の雨の日ともなれば、そりゃ!誰も来ないというもの。送水管横を歩いていたら、それなりに、周りの山並みが見えていた。だと思ったら、急にアラレが降って来た。前日か、夜半に降ったのかもしれないが、もうすでに、側溝周辺には雪が溜まっていた。

 送水管から離れて、三枚滝への水平道なるが、すぐに分かれて急登となる。これが、連日の雨や雪で、それこそ、グチャグチャで、タイミングが悪ければズルッとなる。切株の尾根に出てしまえばそうでもないが、降雪が伴い、笹や小枝に着いた雪が煩く冷たい。

 今回は、山頂というより、ナメコ採りの意味合いが強く、滑りながらも、キョロキョロするので、「おっと!」 となる事がしばしば。「あった!」 と言っては、登山道から外れて、小枝や笹を払い除けていくので、もう着衣はベタベタとなる。降雪が伴えば、雨具もあったもんではなかった。

 ナメコだと思って近づいて行っても、高い所で手が届かぬ事も、しばしばで、それこそ地団駄を踏まなければならぬ事も何度か。しかし、無いと思っていても、根元の方に、雪で隠れている事もあり、お相子(おあいこ)という感じ。

 水っ気の多い雪に、冷たさや寒さを感じたのであるが、短時間であるが、青空が覗いた時は、生き生きしたブナ林と共に、山は生きていると思わずにはおれなかった。「時間がない。」 と言いながら、此処にも、あそこにもと採るのであるから、後に走らなければならなくなる。

 やっぱり転んだ。何もかもが泥だらけ。でも、自分で採った山の幸の味は何となく違う。でもね。毎食毎日、ナメコづくしは考えもの。それでも採ってくるのだから・・・・





 ■■■ コースタイム ■■■
  

 ■■■ 同行者 ■■■
            比佐恵