元 さ ん の 山 紀 行
太 郎 山 (2,373m)
<富山県富山市(大山町)> 令和01年07月02日
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チングルマの咲き始めです。 |
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折立は、薬師岳登山口でもあります。 |
あまり泥濘んでいませんでした。 |
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30分程登ると、休憩に丁度良い所があります。 |
アラレちゃんは、まだ健在です。 |
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三角点からの展望です。 |
剱岳も何とか眺められました。 |
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薬師岳から北ノ俣岳に行き先を変えたのですが・・ |
チングルマは登山道の下部で咲き始めていました。 |
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登山道の整備が行われています。 |
太郎小屋まで、まだまだです。 |
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チングルマ |
鍬崎山を振り返る。 |
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登山道に、ちょっぴり残雪がありました。 |
太郎小屋に着きました。 |
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太郎小屋前から黒部五郎岳・北ノ俣岳方面を眺める。 |
小屋横から太郎山へ・・ |
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薬師沢と北ノ俣岳・黒部五郎岳の分岐です。 |
後方は太郎小屋です。 |
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北ノ俣岳ルートから小道に入ります。 |
太郎山頂上です。 |
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北ノ俣岳をバックに太郎山にて・・・ |
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お花に癒やされながら・・ |
でも、足取りが重いのです。 |
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チングルマと戯れていました。 |
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ミツバツツジ見送ってくれた? |
コイワカガミも・・・ |
元さんの戯言・呟きから
7/2 ブヨに刺され耳がダンボーのようになったが、それでも、楽しかった余韻の方が上回った。その白木峰から戻って、翌日の行き先を決めるに、ちょっと迷ったが薬師岳に心が動いた。しかし、白木峰の駐車場から、最初の林道に出るまでの急登箇所では、「山ノ神」の調子が可笑しかった。「ハーハー」 と息が荒く、もしかしたら、ぶっ倒れるのではないかと思うほどであった。 (のち、平常に戻った?ような感じであったが・・)
出発前に薬師岳から北ノ俣岳の変更する。何度も山頂手前で挫折する「山ノ神」を知っているから、ちょっとでも可能性の高い北ノ俣岳にした次第。そして、今回の山行は、恒例の白馬岳行きを、どうするかの判断材料にするつもりもあった。 (今年もまた一緒出来るか?また、日帰りにするか?テン泊にするか?)
そんなのに、「山ノ神」が、ススダケを採りだした。こちらは、イライラするし、昨日襲撃を受けた耳に、またまたブヨが襲いかかって来る。怒っても始まらないし、山の雰囲気を楽しむという方向に考えを変えた。いずれ、だんだんと高い所や遠い所へ行けなくなるのであるから、その予行演習的にである。
樹林帯を抜ければ、チングルマが現れた。ホットする。曇りがちであるが、結構視界は広がっている。雨は降らないと思った。しかし、私の心の中では、北ノ俣岳へも怪しくなって来たように感じる。「山ノ神」は、寝なくても、重い荷を担いでも、執念を漲らせる私には、少々呆れかえっている。
整備中の登山道を歩く、高山植物の再生作業も行われている。きれいになるのだろうが、自然の力には、なかなか勝てずイタチごっこは歴然である。チングルマは、まだ下の方にしか咲いていない。五光岩の先には花はない。夏山になったばかりだから仕方がない。
太郎小屋に着いたのは、午前11時20分頃。簡単な食事をした。「山ノ神」は、この先に行く事を断念しているようだ。案の定、「山ノ神」は、私に北ノ俣岳へ行く事を勧めた。でも、山頂に拘らない山行も良しだし、娘が学校行事(小中学校再編の懇談会)に出来れば参加したいと言っていた事もあり、孫達の面倒を見るとなれば、それに合わせて下山しなければならない事もあり、小屋よりちょっとばかし高い太郎山に行く事にした。
太郎山は3回目である。岡山の杉原女史が北アにやって来た時、太郎で出迎えた時がある。(のち、薬師峠でキャンプ)その時、雨の中を、日帰りでねぎちゃんもやって来てくれて、太郎山で再会を喜びあった。もう一回は、一昨年、好山病山行の折、二日目の北ノ俣岳へ行く途中、太郎山に寄った。
わざわざ目的として行く山でもないが、何年か後、日帰りは此処までという事になるかもしれない。(眺望もそれなりに良い。) 小屋前で簡単な食事をしたが、此処までとなったため、「山ノ神」のビールタイム、そして、私の2回目のコーヒータイムとなった。
■■■コースタイム■■■
■■■同行者■■■
比佐恵