元 さ ん の 山 紀 行
立 山
別山(2,880m)・真砂岳(2,861m)・富士の折立(2,999m)
大汝山(3,015m) ・ 雄山(3,003m) ・ 浄土山(2,831m)
<富山県立山町> 令和01年08月17日~19日
|
別山から剱岳を望む。 |
|
|
少し薄明るくなってきた模様。 |
まだ完全に夜が明けぬ雷鳥沢のテン場。 |
|
|
大日岳方面を眺める。 |
浄土山・竜王岳方面。 |
|
|
トウヤクリンドウ |
剣御前小屋 |
|
|
剱御前小屋から剱岳を望む。 |
手前は真砂岳。右は富士の折立から雄山方面。 |
|
私は、別山から望む剱岳が好きです。一番キレイだと思っています。 |
|
|
白馬方面から五龍岳まで。 |
五龍岳と鹿島槍ヶ岳。 |
|
|
別山北峰で・・・ |
愛知の小川氏と出会いました。のち、ずっと一緒! |
|
|
|
富士の折立から雄山方面を望む。 |
|
|
真砂岳で富士の折立を見上げる。 |
立山の最高点大汝山へ・・・ |
|
|
大汝山から剱岳を望む。 |
愛知の小川氏、大汝の一番高い所に立つ。 |
|
|
私も大汝山に・・・ |
黒部湖を見下ろす。 |
|
|
雄山まで、もう少しです。 |
雄山神社 |
|
|
雄山から一ノ越へ・・・ |
浄土山へ行くには、一ノ越から五色ヶ原方面へ |
|
|
ザラ峠の向こうは五色ヶ原。その奥に薬師岳。 |
浄土山頂はなだらかです。 |
|
|
五色ヶ原・薬師岳方面をバックに・・・ |
浄土山からも剱岳が見える。 |
|
|
一ノ越から、ちょっと下った所から雷鳥沢へ |
静かな登山道です。チングルマが可愛い。 |
|
|
剱岳から降りてきた女性にコーヒープレゼント。 |
お二人と記念写真に収まる。 |
テントの数は少なくなって、静かなキャンプサイトとなった。
黄昏が近付き山の雰囲気が良くなってきた。
元さんの戯れ・呟きから・・・
8/18 今日も、どうしようかとなった。3日間ゆっくりという気持ちの中に、奥大日岳と別山くらいは行って来なくてはという気持ちは始めからあった。2座とも剣岳を仰げるからである。しかし、またまた心と足が動いた。「ゆっくり歩いても(立山三山)、午後1時や2時には戻れるではないか?」 である。
別山乗越(剱御前)まで気持ちよく歩けた。キャンプ場は元より、大日連山や立山稜線、高度を上げていけば、薬師岳や鍬崎山などと、お馴染みの山々である。笠ヶ岳・黒部五郎岳ではないかとなって行く。乗越に来れば、剱岳が、で~んとなる。もう、3年も遠ざかっている。50回はちょっと無理になってきた。 (現在32回)
別山に来れば、やはり北峰まで行かなくてはなるまい。私は何処から見るより、別山からの剱岳が好きである。剱沢より全容が眺められるし、女性的というのであろうか、険しさの中に穏やかな雰囲気を醸し出しているからである。出来れば雪を頂いている春に眺められれば、もっとステキである。
そんな中、愛知県から来ておられる小川氏とお互いシャッターの切り合いをして、行き先が同じと知り一緒してもらう事になる。小川氏は温厚な方で、決して私の前には出られない。そして、健脚である。真砂岳・富士ノ折立・雄山を順調?に経過したが、一の越に向かう途中、足が攣り始めた。恥も外聞もない。こればかりは、私の妙薬「山の空気」では治らない。
それでも、小川氏にずっと待って頂いた。そして、最後の頂き「浄土山」に向かった。富山大学の研究施設がある前に、山頂らしい標柱があるがどうも怪しい。大概の人達は、南に進んで薬師岳や五色ヶ原を望むところで休憩する。平でファージである。
やはり北側(室堂側)に、20m程降り、また20m程登り返した所に2,831mの標高点がある。そこが浄土山としているように思う。室堂山方面から登って来ると、そこを通過するので、とちらも踏む事になるが・・・
時間がたっぷりあったので、小川氏に龍王山を勧めた。この頃は、インスタ映えを狙って登って来る方々が多いようだ。小川氏はどんな写真を撮られたのだろうか?興味深い。一の越に戻って、室堂側にちょっと降って、直接雷鳥沢に向かうルートを選択。ここは、登山者が少なく、キャンプ場に近付く辺りからチングルマが凄い。
小川氏とは、キャンプ場でお別れとなったが、アドレスの交換をした。拙い我HPの事も言ってしまったが、小川氏は、その方面の大家なのだから、ちょっと恥ずかしいような気がした。でも、私のような者でも頑張っているのを分かってもらえれば嬉しい。すぐにビールを買いに行ってしまったので、小川氏夫人に、ご挨拶する機会を失ったのが残念であった。
そのビールで喉を潤しながら、お腹にも何かを注ぎ込んでいたところへ、剱岳帰りの女性お二人が同じベンチに腰を降ろされた。何の魂胆があったわけではないが、「どう、コーヒーでも飲む?」 と言ったら、「本当にいいの?」 という返事が帰って来た。「山で出会う人、皆友達。」 そんなつもりで私はいろいろな方々とお話をする機会を得ている。コーヒーのお礼にと、返って彼女らの食材を頂いてしまったが嬉しく頂戴した。神奈川から来られた若い女性お二人であった。とても好感を得たがどうしようもないね(笑)
まだお昼である。昨日の兵庫の若い衆に酒も食材も使い果たした? でも、酒以外はまだまだあった。そうなると、またまたビールを買いに行ってしまった。今日は、500ml4本になった。(計2,000円) 山を眺めながら、そして、日が暮れれば、星を眺めながら、こんなステキな時間を過ごせるなんて、若くロマンチックな事はないにしても、憧れや雰囲気などは幾つになっても変わらない。
■■■ コースタイム ■■■
一日目
室堂7:50=雷鳥沢(8:40~9:55)=室堂乗越10:35=奥大日岳頂上(11:50~12:05)=室堂乗越13:10=雷鳥沢13:40
二日目
雷鳥沢4:40=別山乗越(6:15~20)=別山6:45=北峰(6:50~7:05)=真砂岳7:55=富士の折立(8:35~50)=大汝山(9:00~10)=雄山(9:25~35)=一ノ越10:10=浄土山(10:45~11:25)=一ノ越10:45=雷鳥沢!2:50
三日目
雷鳥沢10:20=室堂11:10
■■■ 単独行 ■■■