元    さ    ん    の    山    紀     行
立   山

別山(2,880m)・真砂岳(2,861m)・富士の折立(2,999m)・大汝山(3,015m)・雄山(3,003m)
<富山県立山町>  平成26年09月21日~22日



剱岳をバックに、別山・北峰で・・・






雷鳥沢キャンプ場を振り返る。


昨日登った大日岳方面を眺める。 剱御前小屋(別山乗越)に到着。 剱岳をバックに・・・


別山乗越から剱岳を望む。 別山乗越から、後立山を望む。


富士の折立・大汝山・雄山


大日連山を望む。 別山への途中、剱岳を望む。


剱岳をバックに、別山(南峰)で・・・ 別山の祠前で・・・


鹿島槍ヶ岳 五竜岳


別山・北峰で・・・


別山・北峰から剱岳を望む。


別山からの下り。 別山から真砂岳へ・・・


大日連山や雷鳥沢キャンプ場を振り返る。 「山ノ神」の足取りが重い。


真砂岳から、別山・剱岳を振り返る。 真砂岳から富士の折立へ・・・


富士の折立の急登箇所を行く。 急登も頑張れば意外と短い。


富士の折立ピークを見上げる。 富士の折立(2,999m)のピーク


剱岳や別山をバックに・・・  (富士の折立)


富士の折立から大汝山へ・・ 大汝山(3,015m)


大汝山から雄山へ・・・ 雄山の三角点近くでの食事。


一ノ越から雷鳥沢へ・・・ Ⅰ


一ノ越から雷鳥沢へ・・・ Ⅱ


一ノ越から雷鳥沢へ・・・ Ⅲ






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  元さんの戯れ・呟きから・・・

9/22 もっと早く発つはずであったが、やっぱり出遅れて午前5時半。そして、サブザックだけなのに、「山ノ神」のピッチが上がらず、別山乗越(剱御前小屋)まで2時間を要してしまった。前夜の飲み過ぎが祟っていたのだろうか、その事に関しては口を開けたがらなかった。

 別山・真砂岳・富士の折立・大汝山・雄山の一番高い所を踏んだ。今までは、真砂岳を巻いたり、富士の折立のてっぺんに登ったりする事が少なかっただけに、それぞれのピークに立って高揚しかり。登山者が溢れる雄山では、隅っこで、カップ麺を分け合って食べ、一ノ越へ急いだ。

 途中、おばさん三人組が、おっかなびっくりで歩いているのを見てしまい、その内の一人の手を取って、しばらく歩き通した。ずっと、距離が開いてしまったので、そこまでで止めた。ニッコリだったおばさんであったが、私がサングラスを外したら、ガッカリしたかもしれない。

 一ノ越から、ちょっと下がった所から、雷鳥沢へ直接行けるルートを選んだ。もう、何十年も通っていないルートであったが、人には会わないし、特に、この時期には、もって来いのルートかもしれない。途中から、今、有毒ガス問題になっている みくりヶ池山荘⇔雷鳥荘⇔雷鳥沢間の代替えルートの整備作業現場に出た。

 いい感じで静かなルートも、また多くの登山者が行き交うようになるのかと思うと複雑な気持ちになる。テントを撤収して室堂に向かうが、相変わらず「山ノ神」のピッチが上がらず、午後4時20分発のバスに、30秒か1分遅れになってしまった。もちろん乗る事が出来ず休憩室のお世話になった。

 その休憩室で、何だか凄い話をしている若者達がいた。警備隊の方々かなと思っていたが、ケーブルに乗ってから、その若者に声を掛けられた。「本間さんですよね。」 何だか見た事がある顔だとは思っていたが、4年前、白山でお会いした小松の北田君であった。

 あの時は、初めての白山なのに、自転車やって来たと言っていた青年である。(もしかしたら、初めての登山だったのかもしれない。) 私達は、その北田君に声を掛け、今でも年賀状のやり取りをしていたのであるが・・・・ 失礼をしてしまった。

その北田君は、欅平から入り阿曽原キャンプ。その1泊だけで、午前6時に発って、室堂までやって来ているのである。逞しい青年に、唯々、敬服するだけであった。立山駅で写真を取り合って別れたが、何だかホッとしながら、嬉しくて仕方がなかった。





 ■■■ コースタイム ■■■
 雷鳥沢キャンプ場5:25=別山乗越(7:15~30)=別山(8:05~15)=別山北峰(8:25~35)=真砂岳(9:35~10:05)=富士の折立(10:50~11:15)=大汝山11:40=雄山(12:05~35)=一ノ越(13:10~15)=分岐13:20=雷鳥沢キャンプ場(14:35~15:20)=室堂16:20 

 ■■■ 同行者 ■■■
         比佐恵