元    さ    ん    の    山    紀     行
立     山

別山(2,880m)・真砂岳(2,861m)・富士の折立(2,999m)
大汝山(3,015m) ・ 雄山(3,003m) ・ 浄土山(2,831m)
<富山県立山町>  平成30年08月13日~15日



晴れを期待したのですが、日差しも、これまでで、ずっと曇りがちでした。








少し薄明るくなってきた模様。 まだ完全に夜が明けぬ雷鳥沢のテン場。




別山乗越(剱御前小屋)で陽が昇り始めた。 これから向かう稜線に湧き出る雲。




別山に向かう。 一瞬、晴れるかと思わせたが・・・




別山の祠前で。全く視界なし。風も有り。 残雪時、巻道危険の表示。




秋の気配を匂わせるトウヤクリンドウ。




内蔵助山荘と真砂岳、そして、巻道の表示。 真砂岳山頂にて・・・




富士の折立に向かう。 ちょっと疲れて休憩となる。




富士の折立 (2,999m) のピークに立ち寄る。




立山の最高点・大汝山に登る。 最高点から、待機する「山ノ神」を撮る。




雄山に向かう。 雄山は、立山事実上の頂上。




雄山神社をバックに・・ 「何しに社務所に?」  空き缶を返しに・・




雄山目掛けてドンドン登って来る。 下りは気を付けなくては・・




一の越から浄土山へ・・・ 浄土山へ・・・ 後方は、立山・雄山。




浄土山から見る雄山。 龍王岳




浄土山頂上。富山大学の施設。 浄土山で休む。 後方は龍王岳。




一ノ越に戻る。 室堂側へちょっと行った所に雷鳥沢への分岐がある。




始めは、石がゴロゴロ・・・。 自然がいっぱいだから、私は好きである。




静かだから、雷鳥にお目に掛かれる機会が多い。




このルートは、登山者が少なく快適である。




チングルマ チングルマの復元が奏功している。




キャンプ場を遠望。 キャンプ場まで、まだ一息ある。




ようやく。浄土川を渡りキャンプ場へ・・・・。 管理棟で給水して、テントに戻る。




今日も、たくさんのテントでした。 やがて、また降って来ます。




ドイツ人夫妻と、千葉の下津佐氏と共に・・・。 分からないままに 固い?握手!




ドイツ人夫妻と記念の一枚。




お別れに一枚。 また、雨が・・・ 降ったり止んだり。




ずっと、飲んでいました。 剱御前小屋の正博氏に声を掛けてもらいました。




通訳してい頂いた下津佐氏と一緒に・・・ 日が暮れたキャンプ場。その夜は満天の星が・・






  元さんの戯れ・呟きから・・・

8/14 晴れは期待出来なかったが、「曇」ならと、久しぶりに立山三山縦走に挑む事にした。ヘッデンを点けて、ゆっくりと歩いた。午前5時50分別山乗越(剱御前小屋)に着いた頃には、陽は別山の上の方に上がっていた。でも、剱岳は全く姿を見せていなかった。

 別山で何とかの思いも、それこそ、周囲全てがガスの中であった。別山から望む剱岳は、女性的で美しく私は好きである。でも、全く見えないのでは、北峰まで行く気にはならなかった。真砂岳でもダメ。富士の折立くらいに来ると、雷鳥沢方面が時々見えたりしていた。大汝山の山頂からは、ちらっと、黒部湖が望めた。

 雄山にやって来ると、都会並みの人出で、腰を下ろす場所見付けるのが大変である。そして、下からドンドン上がって来る大盛況?後立山から剱岳方面はガスに覆われたままであったが、浄土山から大日岳に掛けては、まずまずの視界が広がっていた。時間がたっぷりある? ので、浄土山を往復する事にした。

 竜王岳には、かなりの人達が登っておられたようで、眺めているにインスタ用のポーズが下から伺えた。ポツポツ降ってきたので、コーヒーを頂いただけで先を急いだ。一ノ越からちょっと下がった所から、直接雷鳥沢へ行くルートを選んだが、このルートは、人が少なく私の好きなところである。

 雷鳥とも遭遇したし、復元作業の賜物なのか、ネットの中にチングルマが、かなり蘇っていた。テント場が見えるのであるが、なかなか着かないが、もどかしさはない。テン場に着いたら、また雨となった。聞く所によると、私達が稜線歩きに興じている頃に、相当強い雨が降ったようである。

 午後3時半頃から、テーブルに座ったが、ビールを買いに行かされた。雷鳥沢ヒュッテの自動販売機で500ml2本で1,000円。(安かった) 雄山神社で我慢出来ず買ってしまった「山ノ神」であったが、後悔の念は微塵もない。(多分、倍くらいの値段だったのでは・・)

 宴に入って、単独行の下津佐氏に声を掛けた。今度は、「お酒飲む?」 とドイツ人の若い夫妻に声を掛けた。お酒は飲まないと言いながら飲んでいった。言葉は通じなかったが、随分楽しかった。それには、語学が堪能な下津佐氏(千葉県在住 80カ国の旅行歴有り)の助けがあったからに他ならない。 そして、剱御前小舎志鷹正博に声を掛けてもらった。「山ノ神」は、覚えてもらっていたと感激していた。何度も雨に見舞われながらの宴。また楽しからずであった。そうして、夜は更けていった。





 ■■■ コースタイム ■■■
  一日目
 高岡4:30=立山駅(6:00~6:50)=室堂(8:00~25)=雷鳥沢9:10  

 二日目
 雷鳥沢3:45=剱御前小屋(5:45~6:00)=別山(6:35~7:00)=真砂岳7:55=富士ノ折立(9:00~10)=大汝山(9:20~30)=雄山(10:05~40)=一ノ越11:20=浄土山(11:55~12:20)=一ノ越12:50=分岐!2:55=雷鳥沢14:30

 三日目
 雷鳥沢3:55=新室堂乗越(4:45~5:15)=奥大日岳(6:35~7:55)=室堂乗越(9:10~20)=雷鳥沢(10:00~11:40)=室堂(12:45~13:00)=立山駅14:10=高岡16:00

 ■■■ 同行者 ■■■
         比佐恵