元   さ   ん   の   山   紀    行
剱  岳(2,999m)
<富山県立山町・上市町>  平成28年08月01日~8月2日






雨が止んだ。 出発準備です。 コーヒーを沸かす。



「山ノ神」の見送りを受けながら出発です。 雲海の上から陽が差して来ました。


剱岳山頂を目指して・・・


今日一日の晴れ間を願いました。 黒い雲の間から鹿島槍ヶ岳が望めました。


剱山荘横の標識。 剱山荘から一服剱を目指す。


最初の鎖場。 剱岳山頂は、まだ見えません。


逆光でよくわかりませんが・・(一服剱) 最初のパフォーマンス。(一服剱)


一服剱から前剱へ・・・ 剱沢が望めます。


マキちゃん頑張ってます。 鎖場が続きます。


あれが本峰(剱岳山頂) 山頂をバックに前剱で。


スリル満点。 狭い所でお道化て見せるメンバー。


なるべく険しさを出すように撮った一枚です。


鎖場を、降りたり登ったりの連続です。


もうすぐ、平蔵のコルです。 タテバイに着きました。


2人は、余裕で、待ちの時間を寝転んでいます。 マキちゃん取り付く。


マキちゃん、余裕のパフォーマンス。 次に、北ちゃん・ねぎちゃんが続きます。


岩場が得意とする ねぎちゃんです。




好山病友の会メンバー4名による剱岳登頂となりました。


20分くらいの山頂ミニ宴会でした。


八ッ峰もガスに覆われています。 ねぎちゃんは、何を願ったのでしょうか?


早月尾根との分岐。
今回は、「北ちゃん」の軌跡取りが目的の一つでした。




タテバイの復路(ヨコバイ)なのですが、猛者達には物足りなかったようでした。






平蔵のコルに降ります。




時には、渋滞?が起こります。


剱山荘から剱沢に向かって・・・ 「山ノ神」が出迎えてくれました。


軽い食事をし、テントの撤収が終わって・・・


剱よ! 剱沢よ! また来るからね! 今度は、もっと仲間を連れて・・・


剱沢キャンプサイトから剣御前に向かって・・ 剣御前では、完全に雨になりました。


雷鳥沢キャンプ場で、広島の杉原女史に会いました。


室堂までは、大雨の中を歩きました。


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  元さんの戯言・呟き

8/2 雨は、雷鳴をも伴い降り続いていた。しかし、夜半には、一時であったが星が輝いていた、でも、また降ってしまったのである、それでも、その降りは、次第に小さくなり、出発予定の一時間前には上がったのであるからラッキーであった。

 最初から、テントキーパーを決め込んでいた「山ノ神」を除く、4人で別山尾根へのスタートである。カラッとしたお天気ではなかったが、鹿島槍ヶ岳方面から朝陽が上り始めた。それこそ、黒い雲の間からであったが、余計に鹿島槍ヶ岳を引き立たせていたかのようであった。

 今回の剱岳合宿の目的の一つに、北ちゃんのGPS軌跡(剱岳~剣御前小屋=別山乗越)を取る事があった。初めから雨だったら止めていたかもしれないし、宴会途中に雨が降らなかったら、フラフラしながら登らなくてはいけなかったかもしれない事を思うと、何もかもが味方してくれたのかもしれない。

 生憎山頂ではガスに覆われて展望がなく、チョッピリ残念であったが、お互い久しぶりの山頂を踏んだ事に、そして、このメンバーで登れた事に、深い意味があったように思えた。10数か所の鎖場を楽しんでいるかのように思える強者達を見るにつけ、「私は、あと何年付き合えるのだろうか?」 と思ってしまった。

 剱沢のテン場に戻って、撤収・食事をしていた頃から、またポツリポツリとなったが、剱御前小屋までもった。しかし、その後から室堂まで、ずっと降り続いていた。室堂は13℃、濡れた身体は寒さを覚えた。バス・ケーブルを乗り継ぐ間、このような機会が何度となく続く事を願っていた。

 



 ■■■ コースタイム ■■■
 一日目
 高岡=立山駅(6:00~7:00)=室堂(8:00~25)=雷鳥沢(9:10~30)=剣御前小屋(11:35~50)=別山南峰⇔北峰(12:20~13:00)=剣御前小屋(13:20~30)=剱沢キャンプ場14:15  

 二日目
 剱沢キャンプ場4:45=剱山荘(5:15~25)=一服剱(5:45~55)=前剱(6:45~55)=平蔵のコル7:45=剱岳頂上(8:30~55)=平蔵のコル9:30=前剱(10:10~15)=一服剱10:50=剱山荘11:10=剱沢キャンプ場(11:45~13:00)=剣御前小屋(13:50~14:00)=雷鳥沢(15:00~10)=室堂(16:10~40)=立山駅17:40

 ■■■ 同行者 ■■■
       北ちゃん・マキちゃん・ねぎちゃん・「山ノ神」