元 ち ゃ ん の 山 紀 行
牛岳 (987㍍)
<富山県 庄川町、山田村、利賀村> 平成15年12月22日
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二合目登山口(ふるさと遊歩道) |
二合目登山口(牛岳遊歩道入口)から利賀側に歩いて5分ほどの所に車を止めて、再び登山道入口からカンジキを着けて登り始めた。
昨日は、大辻山行の深雪に悩ませれたが、ここでも少し雪量が減ったと思えたが40cmの積雪であった。
標高320mの三合目では50cm。林道登山口では60cmの積雪を測定出来た。
ここまでの所要時間が45分だから、まずまずかな!
四合目では40~50cm。五合目間近になると、枝木が雪の重みで垂れ下がって、登山道を覆ってているので歩きにくい。
五合目ヒュッテの横で汗を拭きながら、水分補給をする。(積雪60~80cm)
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三合目から杉林を行く |
四合目から五合目に向かう |
五合目から六合目の急登を行く |
五合目の杉林を抜けると、雑木林になり視界がパッと開ける。それから六合目までの急登が今日の核心部である。
その斜面に取り掛かる時、すーっと山スキーで登って来られた方がいた。労山の尾田さんである。お互いに一声掛け合ったが、そのまま彼はスイスイと登って行ってしまった。チョット写真でもと思ったが「後の祭」であった。
その後の我々は辛かった。昨日の雪質に比べとても重く、いや鉛のカンジキを着けたように足が重かった。結局六合目までは1時間以上掛かってしまった。(午後0時10分)
六合目ではもう午後0時を回り、頂上どころか三角点も覚束ないのではないかと思うようになっていた。やっぱり、もう少し早く家を出なければならなかったと反省してもどうしようもない。
「とにかく、稜線まで行かなければ!」そのあとの事はその時その場所で決める事にし、先を急ぐがなかなかピッチが上がらなかった。ようやく稜線に辿り着いた時は、午後1時を回ってしまっていた。
もう一つ、いやもう二つ、コブを越そうかとなったが、ぱらぱらと雨が降って来て士気が下がってしまった。
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稜線下で大休憩 |
六合目へ下る |
山スキーの尾田さんと |
稜線付近で休息としようかと思ったが、その雨で止めにした。もう少し下がった比較的平野が見渡せる所で、軽い食事兼コーヒータイムにする事にした。やはり雨がぱらついたが、そう降る事もないだろうと決め込んでお湯を沸かした。
我々は登頂を諦めたが、山頂付近まで出掛けたと思われる尾田さんが降りて来るのと、コーヒーが沸くのと同じくらいにならないかとしばらく待ったが、ついに痺れを切らして下る事にした。
それから25分後の五合目上付近で、さっそうと滑り降りて来る尾田さんと遭遇した。記念にデジカメに収まってもらったが、もう少し上で待っておれば、コーヒーをご一緒出来たのにと悔やんでしまった。
我々は、登山道を下ったが、彼は杉林の中を潜り、林道登山口から林道に沿って下ったようであった。
■■■ コースタイム ■■■
高岡7:55=二合目登山口(8:55~9:15)=三合目9:50=林道登山口10:00=五合目(10:40~55)=六合目12:10=稜線13:05=稜線下(13:15~14:20)=林道登山口=15:15=二合目登山口15:30=車デボ地点(15:35~45)
■■ 同行者 ■■
比佐恵