元  さ  ん  の  山  紀  行
牛  岳 (987㍍)
<富山県 砺波市・南砺市>
 平成17年02月21日





eiko女史と「山ノ神」頑張ってラッセルに興じる 三角点に近付く頃、風雪が強まる

風雪が強い中、牛岳頂上に立つ 風雪が強くなり、縦穴を掘り避難する




 「雪でも行く?」と若きラッセル隊長・長勢君に連絡を取ると、「もちろん行く。」との返事、夜遅くeiko女史からも「行くちゃ!」の返事で、準好山病友の会?山行となる。

 五合目まではトレースの上に、昨夜来の降雪が覆い被さっていたが、アルバイトせずに楽チン!その後は強力なラッセル男が、引っ張っていってくれた。その頃、我々の後を追って来られた俵先輩と合流する事が出来たが、ブリザードのような地吹雪の中、三角点手前で、「所用があり。」と先に撤退されて行かれた。残念!・・・・・・ 

 権現様のある山頂を踏んだ後、食事場所を求めて彷徨ったが、長勢君持参のシートを張って風を凌いだ。
 しかし、長時間に耐えられず、雪洞を掘って潜り込んだ。これがまた暖かく、これからはこの新方式を採用するとになりそうである。
 次週の大地行きの話題で燃えながら、快適に下ったのだが、私のカンジキにトラブルが発生し、完全にエネルギーを使い果たしてしまった。「2/21コラム(山つれづれ・・・より)」




 五合目からは、長勢君に先頭を任せた。我々はヨタヨタと付いて行く。その頃「後から行くよ!午後から用事があるから、途中で帰るかもしれない。」と携帯してくれた俵先輩がやって来た。先行く長瀬君を見ながら、「凄い奴がいるね。」と呆れ顔。

 六合目で休憩だよと言っても、元気が余っているのか先に行ってしまった。ようやく稜線に出てからペースを合わせてくれた。
 チラチラ雪が舞っていたが、突然ブリザードのように雪煙を上げ行く手を阻む。フードを被り風が通る抜けるのを待つ。やはり予報通りに雪模様になった。三角点にもう少しという所で、俵先輩は、所用のため下山する事になる。

 三角点は絶好の休憩場所なのであるが、初めての長勢君のためにも、権現様がある牛岳頂上に行かなければなるまい。
 頂上にある鳥居も祠も、完全に雪下に埋もれ、切れたった格好のよいピークを作り上げていた。

 吹き荒れる風雪に記念写真もそこそこに一同引き上げる事になる。三角点まで戻り、風当たりの少ない所を食事場所としたが、シート一枚では、その風雪を凌ぐ事が出来ず、縦穴を掘って身を隠す事になった。





 ■■■コースタイム■■■
高岡7:10=砺波IC8:00=登山口上P(8:35~55)=林道登山口(9:25~35)=五合目(9:55~10:05)=六合目(10:45~55)=三角点12:00=牛岳頂上(12:15~30)=三角点下(12:55~?)=登山口(17:00~20)

 ■■■同行者■■■
      長勢君・eiko女史・「山ノ神」