元  さ  ん  の  山  紀  行
牛  岳 (987㍍)
<富山県砺波市 富山市 南砺市> 平成18年01月02日






南尾根から登って来られた我慢クラブ一行と、山頂下の東屋で


我慢クラブ行動開始・・・ 我慢クラブ一行7名

西尾根の急斜面を降りた所で 最後はフェンスを乗り越えて 利賀まで5キロの標識がある所に





「3/13 コラム(山つれづれ・・・より)」

1/2 もしかしたら、独身最後のお正月になるかもしれない東京の娘のために「山ノ神」はお休みである。そして、“ おまえは?” 「行かないと死ぬから・・・」の理由から単独で牛岳に向かう。
 昨日の元日であろうか、それとも大晦日だったのであろうか、多くの方々が牛岳に来られたようで、雪の遊歩道が出来上がっていた。小雨がぱらつく生憎のお天気であったが、あまり沈まず、歩く事においては好条件であった。しかし、天邪鬼ではないが、正規のルートの沿った遊歩道を嫌い、すぐに西側にあたる急斜面の直登を選んだ。杉の植林地帯や雑木林通過し、向かいの八乙女山を眺める頃には、雨がミゾレに変わった。

 五合目からは、その遊歩道に身を預け、余計に掛かった時間を取り戻しに掛かった。雪になったが、五合目から権現様のある牛岳頂上まで1時間半足らずで行けたのであるから、新年リハビリ第二弾としては、まずまずの成果であった。やはり牛岳も雪量が多く、祠がすっぽり雪に覆われているのは、お正月としては久し振りではなかろうか?

 雪降る中、菓子パンを無造作にかじっていると、下の東屋から声が掛かった。利賀側の南尾根から登って来られた7名のグループであった。その中に、土倉山であった「金沢の豆ちゃん」、そして、その相棒の村中君(この二人は、涸沢岳で長勢君に会っている。)また、一昨年の6月に、大日岳でお会いした西本氏がおられるではないか。また、リーダー格の賀久氏は、何年か前のお正月に、同じ牛岳で西尾根から登って来られた時お会いしていたのである。

 そのグループの名は、「我慢クラブ」だそうであるが、私から見たら野武士集団のようであった。彼らの下山ルートの西尾根に、私も同行させてもらったのであるが、これを登るとなると相当の体力がいるコースであろう。 どちらにしても、私としては、牛岳96回目にして初めてのルート、お正月から「豆ちゃん」に会えるし、車で送ってもらえるし、良い事尽くめで、ハッピーな一年になるかもしれない。p.m.8:10




 ■■■コースタイム■■■
高岡7:05=登山口(7:55~8:20)=五合目9:40=六合目10:05=三角点10:50=牛岳頂上(11:05~40)=三角点(11:50~55)=稜線分岐12:10=~西尾根経由~=471号線13:15=車に乗せてもらうまで待機(13:55~14:45)=高岡

 ■■■単独行■■■
      我慢クラブ7名と山頂から西尾根経由で471号線まで同行。また、登山口まで送ってもらう。