元  さ  ん  の  山  紀  行
牛  岳 (987㍍)
<富山県砺波市 南砺市 富山市> 平成20年02月17日







ハレルヤ山行 豪雪のため、牛岳山頂に届かず。





登山口から、猛ラッセルが始まる。 初めのうちは、お天気も、まずまずであった。


各自に、ラッセルのノルマが課せられた。 ゲストのネコ君は奮闘! 
しかし、ずっと、頑張るわけにもいかない。


午後1時頃、ようやく稜線に辿り着く。


山頂を諦め、稜線に出た所で、
ハレルヤ恒例食事会のための設営が始まる。
左から、辰口氏・ネコ君・堀シェフ


左から、筏井氏・絹子さん・シュンちゃん 堀シェフ特製のティラミスも、降雪のために・・


雪量が多く、足を取られる「堀シェフ」と「シュンちゃん」 筏井夫妻、盛んに雪中へ・・・


「絹子さん」 「堀シェフ」


「辰口氏」 「真っ黒ネコ君」


「シュンちゃん」 「筏井氏」


自分たちが付けたトレースを戻る。 帰りは早い。


斜面を滑り降りる。 ようやく登山口に戻る。








  「2/17コラム(山つれづれ・・・より)」

2/17 予報とこれまで降り続いた雪を考慮して行き先を「牛岳」としたのであるが、今回の牛岳は甘くはなかった。特別参加のネコ君がいてでも、山頂に届かなかったのである。牛岳も、県西部の豪雪地帯にあるだけに、様相が一変していた。

 ルートを通常の登山道を、意識的に外したにしても、スノーシューを履いても膝上どころか、腰までの雪量では、前に足が進まなかった。斜面になれば、当然胸までとなり、後方の者が、停滞で寒くなるくらいであるから、どうしようもなかった。

 今回ネコ君が、参加してくれた事もあり、それだから、6合目に、そして、稜線まで達っする事が出来たのであるが、欲を言えば、もう少し、クタクタになるまで、その先まで行ってみたかったのも正直なところ。

 しかし、5時間15分も歩いたご褒美の食事も、なくてはならぬ山行行事の一つでもある。今回のテーマであった「雪とトコトン戯れる。」 は、雪洞を掘る時間がなかった事もあるが、タープも張らず、降雪の中での食事会となった。鍋物やうどんなどの温かい物に舌鼓をうったのであるが、何もかもが雪に覆い隠れてしまう程の雪量には、殊の外参ってしまった。

 しかし、たかが「牛岳」 であったが、低山であっても、雪山は雪山の思いを、新たにしなければならないと、皆が思ったに違いない。でも、真新しい雪の造形や、雪そのものの美しさに触れ、自然の神秘を否応なしに身に感じた今日であった。明日も、何か新しい発見があるといい。大鷲山は、優しく迎えてくれるであろうか・・・・




 ■■■コースタイム■■■
 車デボ地点(7:20~40)=登山口7:50=稜線(13:10~15:05)=登山口16:30=車デボ地点16:35        

 ■■■同行者■■■
      筏井氏・絹子さん・シュンちゃん・堀シェフ・辰口氏・長勢君