元   さ   ん   の   山   行
牛  岳 (987㍍)
<富山県砺波市 南砺市> 平成20年05月06日




 今年のGWは、好天続き。昨日だけが悪いという誠にけったいなお天気巡りであった。今日は、またまた快晴であるが、娘夫婦の来高で、(今日は帰京)身動きがとれない状況下では、致し方なく牛岳となったのである。



新緑が眩しい5~6合目の登山道




ツバキ ショウジョバカマ
 

タムシバ キクザキイチゲ



また、来てしまった牛岳山頂。(やはり、牛岳は、時間のない時の山に相応しい。)







山頂から、新緑の鉢伏山(砺波)方面を眺める。






  「5/6コラム(山つれづれ・・・より)」

   昨日の猫又谷、そして、「今日は、あまり出掛けて欲しくない。」 の要望を加味して、午前中だけ牛岳としたが、起きてみれば、素晴らしいお天気に、「何故・・」 が思わず口から出てしまった。

 牛岳でも、「行かれるだけ、登れるだけ私は幸せなのだ!」 を自分に言い聞かせ、「お昼過ぎには、家に戻る。」 と出たのが、午前6時20分であった。「行くなら、ワラビの状態を見て来て・・」 の宿題も科せられたが、山行との抱き合わせなら、さほど苦にもならない。

 登る前に、「山ノ神」から依頼された偵察場所と違う所で、ワラビをゲットしていたら、林道登山口に何台も車がやって来て、仕方がなく、別の場所に車をデボして登り始めた。

 新緑に青空は、先の雑念を払拭してくれそうで、ツバキやツツジの前で、足を止めさせてくれた。また、「コシアブラは、まだこれから・・、サンカヨウの白い花も、今からだね!」 と呟きながら、ゆっくりと、時には小走りに・・・

 休日の山頂には、次から次へとハイカーが訪れた。山菜採りのついでにと思われる方、初めてなのであろうか、ガイドブックを見ながらの方などなど・・ そのなかで、牛岳の主である秋山翁と暫しの語らいをさせて頂いた。

 翁は、もう少しで、牛岳登頂800回になるようである。「ちょっと膝が痛くて・・」 とおっしゃっていたが、なかなかどうしてである。 その会話中、寺口氏が2回程牛岳に来ておられると聞き、「もうダメだ!」 と言っておられただけに、お元気な事を知り、何だか嬉しくなってしまった。
 また、優しい語り口の砺波の川辺氏とも、一言二言の語りであったが、仲良くなったような気がした。(顔を覚えていられるかな・・と笑いながら、別れたのであった。)

 私は山菜で苦手なのが、ゼンマイである。シダと間違える事がある。また、オス・メスの選別、伸び過ぎ、小さ過ぎの見極めが下手なのである。また、ワタを取ったりの手間や、収穫が少量だと、どうしようもない。 など、天日干しなどを含めて、厄介な山菜であるから・・・ そんなゼンマイを降りながら収穫してしまったのである。「山ノ神」に叱られるか、誉められるか、おっかなびっくりの心境で・・・

 そんな山中、「カギを持っているか?」 と電話あり、今から3人で出掛けるという。帰京の電車時間に合わせ、帰宅するのが午後4時頃だと言うから、いっぺんに力が抜けてしまった。始めからそう言っててくれれば、違った山に行ったのに・・(行けたのに・・)

   




 ■■■コースタイム■■■
         記録なし

 ■■■同行者■■■
      単独