元  さ  ん  の  山  紀  行
牛 岳 987㍍
<富山県砺波市 南砺市 富山市> 平成25年02月04日







雨の日でも、やっぱり、山へ行かなくちゃ!






利賀街道からの登山口付近。 林道登山口


五合目ヒュッテ 六合目から・・・




雨であっても、ブナ林の雰囲気は良い!




権現様の祠が、ちょっぴり見えただけ・・・ 牛岳頂上(牛岳権現)から、三角点に戻る途中。


雨でどんよりした中、五箇山方面を望む。 鉢伏山方面を望む。









  元さんの戯言・呟きから

2/4 やっぱり、アラームより先に目が覚めたが、どんよりとした空を見上げると、今にも降り出しそうに思えたので、また床の中に入った。しばらくすると、雨音がし、そのまま寝入ってしまった。体調の事を考え、今晩の飲み会を一つ蹴っているし、下界で付き合ってくれそうな人を探そうとしたが、やっぱり難しく、「休日は下界では過ごせないのだ!」 と思った。

 「バカに付ける薬はない。」 と言われるが、私もその類かもしれない。週初めになると、どうもいけない。私の病気は、「山の空気」 以外に治す妙薬がないようである。岩・沢、山スキー、そして、特別の山に登るわけではないけれど、「山が好き」 なのは変わらない。

 でも、本当に山が好きなのかどうかは分からない。分からなくなって来ている。「意地になって登っている。(行っている。)」 ところがあるのかもしれないから・・・・

 今日は、始めから雨。山頂にタッチして、すぐにターンするつもりであったから、荷を軽くした。歩き始めて、「何て軽く楽なんだろう。」 と思った。私は、いつも何を担いでいるのだろうかと思ってしまった。そうなれば、亀のような私でも、それなりの速さで歩く事が出来るのでした。

 五箇山の山々や砺波の散居村も、かすかに見える程度で、それほど魅力ある山歩きではないが、「前日は誰が歩いたのであろうか?」 また、「何人で歩かれたのであろうか?」 「何処で休まれたんだろうか?」 などと、どうでも良い事を考えながら、コツコツ歩くのも、それはそれで面白いものである。

 トレースが有った事、そして、それ程沈まず、牛岳権現様まで、おおよそ登り2時間、降り1時間。時々、カメラのシャッターを切ったりするが、コーヒーを飲む雰囲気でもなかった。殆ど口にせず下山したが、それはそれで満足のいく牛岳登山であった。



 

 ■■■ 単独行 ■■■