元  さ  ん  の  山  紀  行
牛 岳 987㍍
<富山県砺波市 南砺市 富山市> 平成25年04月01日
































  元さんの戯言・呟きから

4/1 「やっぱり、ちょっとだけ行かせてくれ!」 「孫達が起きて来て、1~2時間だけ辛抱してくれ!」 「遅くとも、10時頃には戻るから・・・」 「朝4時~5時の間に出発出来なかったら、行かないから・・」 などと、昨夜、「山ノ神」に頼み込んだ。

 「また、牛岳け!」 と、「山ノ神」には呆れた思いがあるかもしれないが、こちらは、困った時や時間のない時の牛岳であって、結構配慮しているのだと勝手な思いが交錯する。でも、最後の決め文句は、「一週間に一度ぐらいは、身体を虐めるくらいに歩かないと、身も心もダメになってしまう。」 である。

 朝方の牛岳は結構冷え込んでおり、雪面はクラストしており歩き易かった。その雪面に、スノーシューが心地よいくらいに食い込み、どんな急斜面でも登る事が出来た。踵が上がる事により、アイゼンに比べれば楽でしょうがない。

 当然、すぐに戻らなければいけないから、装備も自ずから少なく、そして、独り歩きなのであるから尚更である。今日の北アは、雲海の上に白っぽく見えたが、それでも充分過ぎるくらい満足であった。登りは2時間余、降りは、1時間余であったが、縦横矛盾に歩け、心が洗われたように思えた。


 予定を少し超えて帰宅したが、思ったより孫達は静かであった。そんな孫達と、午後から猿倉山に出掛けた。何もかも車に詰め込んだつもりであったが、イザ食事をしようと思ったら、食材と鍋(コッフェル)が入ったザックを忘れて来た事に気付く有り様。燃料やコンロがあってもどうしようもなく、コンビニに車を走らさなければならなかった。

 それでも、猿倉山への階段を2往復、ちびっこ広場での滑り台やボール蹴りに3歳10ヶ月の子は、充分に満足であったようだ、1歳2ヶ月の子は、唯々、食べるだけであったが、泣き叫ぶこともなく、ようやく少し我々に慣れて来たように思えるのであった。帰りの車の中は、皆が疲れ切って眠ってしまったのはいつでも何処にでもあるパターンである。







 ■■■ 単独行 ■■■