元  さ  ん  の  山  紀  行
牛 岳 987㍍
<富山県砺波市 南砺市 富山市> 平成26年02月10日







牛岳頂上へ・・・・






利賀街道のデボ地点。 林道登山口に到着。 五合目から六合目に向かって・・




六合目で休憩。


六合目から稜線に向かっての最大の急登箇所を行く。


余裕の歩きの橋ちゃん。 「山ノ神」 先頭を行く。


ガスが掛かってのお日様。 例の「命」の真似でしょうか?


由起子さん雪との戯れ! 一変して視界が悪くなりました。


ルートを指揮する橋ちゃん。 とても神秘的でした。


まるでトンネルです。 最高点(三角点)を乗り越えて・・・


ありゃりゃ! すってんころり。 樹氷の中を・・・


九合目から山頂に向かって・・・ 此処を潜れば、山頂です。


山頂への細尾根を行く。 牛岳頂上(牛岳権現を奉る祠前で)


三角点でシェルター造りです。由起子さんも頑張りました。





食材は豊富でした。海の珍味もありで美味しく頂きました。








シェルター内は、暖かく快適でした。たくさん食べました。たくさん笑いました。




食事処の三角点から真下と砺波平野を眺める。


食事を終えて、出発準備です。 快適な歩きです。


「山ノ神」 気分良く。 由起子さんは満足だったのでしょうか・・・




本日のメーンイベント。急斜面を駈け降りるのであるが、皆転んでしまった。









  元さんの戯言・呟きから

2/9 由起子さんがやって来た。明日の山行のために、前夜入りしてくれたのであるが、やっぱり飲めるのはいい。ちょっと外で食事をして、家に戻って、また飲んだのである。いろいろ話があるのだが、明日のために残しておかなくては・・・



2/10 孫達を保育所に送ってから、庄川道の駅で、「橋ちゃん」 と待ち合わせた。利賀街道牛岳登山口から、ちょっと行った広い所(降雪時の雪捨て場)で、準備をしている時に、保育所から電話が掛かった。「上の孫が、高熱(39.2℃)である。」 という連絡であった。緊急連絡先というので、私のところに掛かって来たのであるが、今日は客人があったため、「今、山の中にいる。」 と言ってしまった。

 娘の携帯に掛けると言われたが、携帯は切られているから、職場に直接電話してもらうように頼んだ。しかし、本当に連絡が出来ているのか、娘が迎えに行けるのか確認しなければならなかったので、歩きながら連絡を取り合った。ダメなら、私だけでも戻らなければいけないからである。幸いこちらの意向が、分かってもらっているからして、山行を続ける事が出来た。

 心配していた雪量も、今回の降雪・低温で、それなりの雪があった。6合目まで前日のものと思えるトレースにしたがって楽をさせてもらった。「雪に埋もれたい。」「腰までのラッセルを想定していた。」 と言っていた由起子さんには、途切れていたトレースが、ちょうど良いように思えた。

 しかし、彼女は、昨年末の山岳耐久レースでケガをして、2ヶ月間運動をしていないという。心配になったが、やはりそのような身体が出来ているのか、慣れていない足運びであったが、それなりに進んで行くではないか・・・・

 曇りがちのお天気でありながら、時には雪が舞い、一瞬であるが陽が差し、また、冷たい風の洗礼を浴びたりしたが、雨具や手袋の脱着を繰り返し、それらを凌いでいたようであった。三角点で止める事も考えたが、また同じ山に来るかどうか分からないのであるから、牛岳権現のある山頂にも足を延ばし、ターンして再び三角点(牛岳最高点)に戻った。

 食事をするとなれば、テーブル・ベンチが必要である。背丈以上に掘り下げ、珍味に舌鼓を打たせた。次から次へと出る食材に、お腹がいっぱいでどうしようもなくなった。そして、長い間過ごすには、タープ張りを省いたため、やっぱり寒くていたたまれなくなってしまった。早々にベンチを埋め、下山開始したが、真新しい雪上の降りは楽しいものである。

 我が家へ移動中に、孫の症状が気になり連絡を取ったら、インフルエンザだという。そうなれば、我が家での打ち上げを、どうしようかと相談したら、そのような事に屈せないとの事で敢行する事となる。奥の部屋で、うんうんと、唸っている孫には申し訳なかったが、夜遅くまで、4人で、たくさん食べたくさん飲んだ! 由起子さんの良い想い出になってもらえればいい。





■■■ コースタイム ■■■
   高岡=庄川道の駅=車デボ地点(9:05~15)=林道登山口(9:55~10:05)=六合目11:15=稜線11:55=三角点12:40=牛岳頂上13:00三角点(13:15~15:00)=六合目15:35=車デボ地点16:45=高岡(反省会)

 ■■■ 同行者 ■■■
                 橋ちゃん・由起子さん・「山ノ神」