元  さ  ん  の  山  紀  行
牛 岳 987㍍
<富山県砺波市 南砺市 富山市> 平成28年03月14日







横穴擬であったが、それなりに暖かく、勉強(訓練)となった。






庄川道の駅で、周さんと待ち合わせ。雨だった
から、この施設を利用して、雨具や靴を装着。
登山口より、利賀街道100~200m上
の地点に駐車。庄川が見下ろせる。


林道登山口まで、25分程度で到着。 五合目ヒュッテから抜けた斜面を行く。


六合目から稜線を目指して・・・ 靄っているブナ林の中を行く。


雪庇が発達していない三角点(最高点)に立って・・ 三角点から、牛岳山頂に向かう。






少雪が故、祠の全景が見えた牛岳頂上で・・・


再び三角点に戻り、斜面を利用して、簡単な(半分ほど)横穴を掘った。風を凌ぐには充分であった。


スノーシューやカンジキを装着して下山準備。 今一度、穴に戻って記念写真?


少雪は、いろいろな所に影響を与えていたが、ある程度の高さに出れば、雪山(冬山)の雰囲気は充分に楽しめる。









  元さんの戯言・呟きから

3/14 大地行きを止めて、牛岳にした。「何処からも雪が無い。」 の話ばかりで、牛岳も期待薄であった。雨降る中、車を走らせ、周さんとの待ち合わせ場所庄川道の駅で、雨具を装着し、登山靴にスパッツも着けた。雨の中での準備より、屋根のある所(休憩所)での方が、どんなに楽か・・・・

 やっぱり雪がなかった。スノーシューにするか、カンジキにするかの選択が、後々響くのであるが、担ぐ事を思えば、やっぱり考えてしまうのである。4合目辺りから雪が現れた。しかし、ちょっぴり我慢し、今は、使用禁止になっている五合目ヒュッテ上の杉林が切れた所で、スノーシュー、カンジキを着けた。

 やっぱり、いつもより雪量が少なく、ブッシュが出ている。それでも、壺足より、スノーシューやカンジキを装着した方が断然歩き易い。担ぐのに楽をした「山ノ神」は、スノーシューを着けている私達に遅れを取る事になり、六合目から、私のスノーシュートと、「山ノ神」のカンジキを取り替えなければならぬ事になる。

 スノーシューは、直登が容易であるが、カンジキは、ハの字にしなければ、滑ってなかなか思うようにならない。しかし、一緒するからには、いろいろな形でケアしなければ覚束ない。登り始めて、雨が小雪に変わっていたが、風が伴うと真冬並みの寒さになる。

 六合目からは、少雪と言えども、まだまだそれなりの雪量があり、充分に雪山を味わえる。下が締まっている事もあり、真冬のようなラッセルがなく、快適な歩きが出来、雪が着けばブナ林がステキな雰囲気を醸し出す。牛岳にもそれが有り、私の好きなところである。

 牛岳権現のある山頂を伺ってから、最高点である三角点に戻った。例年なら雪庇が発達しているのであるが、ここにも少雪の影響があるようだ。いつもなら、テーブル・ベンチを造ってタープを張るのだが、今日は、斜面を利用して、簡単な横穴を造る事にした。

 結構な時間を要したが、雪中は、風も当たらず、しかも暖かい。暖かければ話が弾み、食べ物も美味しい。来週行けるかどうか分からない大地・初雪山への訓練の一部になったかもしれない。





 ■■■ コースタイム ■■■
 高岡8:00=庄川道の駅(8:40~9:05)=車デボ地点(9:10~25)=林道登山口(9:50~55)=三角点12:10=牛岳頂上(12:25~30)=三角点(12:40~14:20)=車デボ地点15:50

 ■■■ 同行者 ■■■
              周さん・「山ノ神」