元   さ   ん   の   山   紀   行
牛   岳 987m
<富山県砺波市 南砺市 富山市> 平成30年05月14日







三角点(牛岳最高点)で、砺波の河合さんとお会い出来た。
今度は、ゆっくりとはいかないまでも、たくさんお話が出来た。






今回のスタートは、二本杉です。 ガス掛かった中を行きました。


すぐに、残雪が現れました。(びっくりしたのと、嬉しさがあったみたい!)


雪がなくなったと思ったら、また現れました。


「こんな道は楽だな!」 ちょっと停まってパチリ。


エリーは、それなりに残雪を楽しんでいたみたいです。




ミーが、コシアブラを見付けました。






ブナの林もガスが掛かっています。 ここをを過ぎれば山頂は近いです。




意外とスムーズに、牛岳頂上へやって来られました。








牛岳頂上から、三角点(牛岳最高点)までも、緑がキレイでした。




食事の後で・・・ ミーさんが、撮ってくれました。


河合さんが、一足先に・・・ 三角点から下山開始です。


コシアブラ採りです。 (楽しかったみたいです。)


乾いた登山道は、ルンルン気分のようでした。


牛岳頂上からは、河合さんと一緒してもらいました。 ブナ林の所では、河合さんに待っててもらいました。


ちょっと手助けをしてもらいました。 新牛岳登山道からの河合さんとお別れでした。







  元さんの戯言・呟きから

5/14 前日の雨は上がった。でも、ピーカンの筈が曇りがち。というものの牛岳行きは決行である。「山ノ神」は、美術館もと二股を掛けたかったらしいが、それに、山菜採りのメニューまで入れるのであるから、牛岳だけにしてくれと当然の如く拒否をした。今日は、ハードな行程をなくすため二本杉からとしたのであるが、牛岳スキー場に近付いた頃から、全く視界が効かなくなり、運転もノロノロとなってしまった。

 二本杉から歩き始めたのが、午前10時頃、ガス・ガスで見通しが効かなくても、「その内、晴れてくるよ!」 と言うしかなかった。案の定、グチャグチャの登山道に、残雪が現れた。それが結構あるのだから、主催者側?(笑)のこちらとて心配になってくる。しかし、時折、ズルっと来ても、その分大きくなって来ている孫達は、意外としっかりしていた。

 「まだか?まだか?」 と言いながら、小さな子達であるが、ガスで煙るブナ林や、少しずつであるが、陽が差す新緑に思わずキレイと言う言葉が飛び出していた。牛岳権現様のある頂上に辿り着いて、「もう、15~20分程歩くと、牛岳で一番高い所に行けるんだけど・・」 に、イヤイヤか、楽しいと思ったのか分からないが、二人の孫(ミーとエリー)は、走るように登って行った。

 時刻は、午前11時を少し回ったところ、「お昼はどうする?お腹が空いていないのなら、もう一度祠のある所まで行ってからにする?」 と言っても、なかなか返事が聞こえて来ない。しかし、コンロを出し、カップ焼きそばや、カップ麺にお湯が入ると、今日の山行に来た一つの目的であるからに、我も我もとなる。

 そんなところに、一人の女声が上がって来られ、「もしかして、本間さん?」 と声を掛けてもらった。その人こそ、3年半程前(H.26.10.07) 天蓋山で、「元さんですよね!」 と声を掛けて頂きながら、私の勘違いから、ゆっくりお話が出来なかった方である。(山頂へ向かっておられる団体さんの中に、河合さんは単独で下山途中だったのに、私は勘違いし、山頂でゆっくり話せば良いと思い込み先を急いでしまったのであった。)

 話は、その先があったのです。その2年程前(H.24.08.13) 雨の白山からの下山中、横浜の青年と会って登山口まで一緒したのですが、その青年というのが、今回お会いした河合さんの御子息だったのです。実家が砺波だと聞いていた事もあって、話が通じたのでした。当欄同日の記述には、

途中、横浜からやって来たという青年・河合君と一緒になった。親御さんの年齢を聞くと、私より若いのであるから、相手様から見れば、私達は、歴とした中高年登山者である。「お父さん、しっかりした歩きですね。」 などと言われても、喜んで良いのかどうか分からないが、「有難う。」 と言うしかなかった。

 とある。今回お会いしたのも初対面みたいなものであるが、共通の話題があるだけに、話はドンドン盛り上がっていく。我々の食事時にと、気を効かせて下さったのか、河合さんは、牛岳権現様に戻って食事をすると言われて、降りて行かれたが、再びそこでお会い出来、一緒に下山する事になった。河合さんは、新牛岳登山道から来られたようで、二本杉でお別れとなったが、また、何処かでお会い出来ると思っています。

 それから、欲深い私達は、ワラビとフキノトウを採りに出掛けた。ワラビはある程度の収穫はあったが、フキノトウは、まだ雪の下らしく、あまり採れなかった。それでも、こんなジジババに、よく付いて来てくれたと感動ものだったが、最後の最後に「くたびれた!」 となってしまったのである。ご褒美は、国道に出てからのコンビニアイスクリームだけであったが、コシアブラ採りや雪上歩きなど、非日常の事だけに、それなりの喜びであったらしい。朝8時過ぎに家を出て、戻って来たのが午後6時半なんだから疲れた事だろう。







■■■ コースタイム ■■■
  二本杉=牛岳頂上=三角点=牛岳頂上=二本杉=山菜採り

 ■■■ 同行者 ■■■
             「山ノ神」・ミー・エリー 下山時 河合さん