元   さ   ん   の   山  紀  行
臼 越 山(1,421.1m)
<富山県立山町・上市町> 平成26年04月14日







雪質に恵まれ、予定より早く山頂に届いた。





クムジュン手前、七姫平に車をデボ 人津谷林道入口。 林道は、荒れていたが問題ない。


 
標高850m付近。大きく迂回する
林道を、ショートカットに入る手前。
標高にして50m稼げる。
標高1170m付近。稜線
(七姫山との分岐)まで、
標高差にして約30m。
標高1270m付近。山頂
まで標高差にして約150
m。辛かったようである。


剱 岳 大日岳


鍬崎山 薬師岳


~ 臼越山頂で寛ぐ。 ~



あっという間に、陰ってしまった臼越山頂で・・・


七姫山から大辻山(最奥)へ続く稜線。 手前尾根が肉蔵山。その奥が高峰山。
うっすら、左最奥が塔倉山。


スノーシュー滑りの練習だが・・・ あえなく転倒!







  元ちゃんの戯言・呟きから

4/14 孫達を保育所に送ってから郊外に出て、靴下を忘れた事に気付いた。サイズにピシリと来ている足と靴なら、軍手などの手袋を代用品として使う事が出来るのであるが、一つ大きめのサイズの登山靴であるため、厚手の靴下を2枚履かなければならず、どうしても取りに戻らなければいけなかった。

 それでも、小杉・富山間に高速を使ったから、クムジュン手前に車をデボして、スタートしたのが午前9時半であった。人津谷の林道は相変わらず荒れていたが、スノーシューを履けるだけの雪量があり、意外と速く歩けた。

 臼越山に行くのに、林道をショートカットしようとしていたところに、ガイドの多賀谷氏一行が、スキーで降りて来られた。 (3人。多賀谷さんは、何だか痩せておられたように思えた。) 先頭を滑っていた方から、「何処かで見かけた顔?」 と言われたが、「私は分からなかった。」 多賀谷氏から、「大日ですか?」 と尋ねられたが、「いや、この時間ですから、臼越です。」 と言って別れた。

 杉林の急斜面を登ると、林道に沿うよりも、大幅に時間短縮になる。でも、「山ノ神」は、汗びっしょりであった。しばらくして、林道を外れ尾根に取り付いたが、カチカチでもなく、それなりの雪量で、七姫山と分け合う稜線分岐に出たのが、午前11時半。

 その分岐から山頂(1421m)までの標高差230~40mが、「山ノ神」にしてみれば、スタミナが持つか持たないかの境目である。でも、今日は雪質に助けられた感があったが、結構頑張ったのである。3年前の5/4の4時間を、大幅に縮めたのであるから・・・ 2時間半はちょっと粉飾に近いが、私よりちょっと遅れた感じで、20時間40分~45分程であった事は間違いない。

 この調子で、七姫山へもと、思ったのであるが、やっぱり、ゆっくり山頂で過ごそうという事になった。毛勝の山々に、ガスが掛かっている以外、すっきりと慣れ親しい山々を望む事が出来た。調子に乗って、この雰囲気をメールで送ろうとしたが、液晶が光ってよく分からない。元々、携帯メールが苦手(遅い)なので、「絶景!」としか打てなかった。可笑しなもので、その頃から、ガスに覆われ、見る見る内にお山を隠されてしまった。

 「行きはよいよい、帰りが怖い!」 そのものを体験する事になった。急な降りは、スノーシューを外さなければいけなかった。でもその他は、スノーシューでの滑りの練習にはなり、滑っては転び、転んでは滑った。



 ☆☆☆ コースタイム ☆☆☆
 高岡=小杉IC=富山IC=七姫平=人津谷入口9:40=ショートカット後の林道10:40=取り付き10:45=分岐(11:35~40)=臼越山(12:20~14:10)=分岐14:30=取り付き15:10=人津谷入口16:15=高岡

   ■■■ 同行者 ■■■
              比佐恵